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二式大型七面鳥
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2019年03月17日

PSG-1試射結果検証:50m

 さて、50mの実射結果です。
 とりあえず動画とコマ撮り画像を。

 的に着弾したのは2発目のみ、この時だけ明確に着弾音を確認出来ました。
 また、50m時点では、40mよりさらに(見た目で)80cm程度弾着点が下になってます。
 今回、30,40,50mを同条件でビデオ撮りしてるので、ちょっと面白い結果が得られました。
 50m画像に、30m,40m時の着弾タイミングを書き込んでみます。

 30mまでは、18コマ、40mで30コマ、50mで43コマ。
 各差分から、30mまでの平均弾速は50m/s、30~40mで25m/s、40~50mが23m/s。
 これだけで、「弾速が遅いほど弾速減少幅も小さい」事が立証出来されます。
 なお、画像ではほぼ垂直に落下しているように見えますが、50m付近であっても、平均弾速から、これでも1コマあたり0.7m程度水平方向に移動している事になります。また、画像から、1コマあたり垂直方向に5~7cm程度落下してます。ざっくり10%程度の傾斜弾道、と思っていいでしょう。10%勾配と言えば、道路で考えると結構な傾斜です。また、弾道が水平なら、的に対するズレは発射角度だけ考えればは良いのですが、これくらいの傾斜だと、発射角度の変化は同時に射程方向にも影響して、要するに着弾点が上下左右の二次元ではなく、上下左右前後の三次元に変化しますので、そりゃ当たらないわな…… コマ撮りからは、それほど落下速度は変化していないようなので、この時点でも安定して揚力が発生していて、まだ重力加速度に抵抗出来ている模様です。そして、揚力が安定しているという事は、弾速と回転速度が安定している事を意味します。
 ここからも、弾道後半の弾速が遅い段階は、弾速も回転速も変化が小さい事の傍証と言えます。

 さて、こうなると、今後の方針はどうするかですが、前回の通りにとりあえずは初速を回復させる方向で考えたいですね。
 とはいえ、例え初速が95m/sになったとして、要は95→80m/sまで低下する間にどれだけ弾が前進出来るか、という事になるかと思います。要するに、画像の弾道が、初速が上がった分~現状まで落ちる分だけ遠くから始まる事になる訳です。これが、弾速が速いほど抵抗もデカイなら、あっという間に弾速が落ちちゃうことになります。なので、もし90m/sで一コマしか飛べないなら3mしか弾道が前に出ないので、せめて平均90m/sで0.1秒くらいは飛んで欲しいな……そうすればあと10mくらい、強く落下するまでの距離が稼げるでしょう。
 空気抵抗力とか、七面鳥はシキノートさんのサイトを参考にする事が多いのですが、悲しいかな数式が理解出来ない……(T-T)(でも速度が二乗で効いてるのは解ります)

追記:今更ですが、ここで言う弾速は0.2gで計測した数値がベースで、画像は0.28gのものです。計算も平均値だったり端数丸めてたりで本当にざっくりの参考以上のものではありませんのであしからず。

あと、おまけ。
45mの憎いアン畜生(笑)。  

Posted by 二式大型七面鳥 at 10:21Comments(0)PSG-1初速長掛けホップGホップ

2019年03月15日

PSG-1試射結果検証:40m

 30mに続いて40mです。
 30mと比較すると色々分かります。
 とりあえず動画を。

 弾道のわかりやすい4発目のコマ撮り画像です。


 30mまではほぼほぼ直進してましたが、40mでは急激に落下してます。
 コマ撮りで着弾まで丁度30コマ、つまり1秒。従って平均弾速は40m/sで、初速が80m/sとすると、弾速の減少が等加速度運動だと仮定しての単純計算では、40m着弾時に弾速は0m/sになってしまいます。
 実際には50mまでは届いていますので、40m時点では少なくとも弾速は残ってます。そこから考えられるのは、弾速の減少は等加速度ではないと言う事。
 これは物理現象としては当たり前で、抵抗は速度の二乗で効いてくるのが常識ですから、弾速が早い方が抵抗もデカイ、つまり加速度(減速度、と言った方が理解し易いかもですが)が大きいわけで、加速度が弾速に応じて減少する為、加加速度で考える必要がある訳です。

 ざっくりの見た目ですが、初期の弾道の直進延長線上が大体ターゲットに向いているように見えますので、見た目で弾道の上昇限度はターゲット縦寸法の1.5倍≒30cm程度、実際には見た目の他に距離の要素(見た目の角度の要素)があるはずですが、ざっくりで30cm位、と仮置きしておきましょう。
 30mまでのコマ数は前回のコマ撮りから18コマ程度、30mを18/30秒で移動すると平均弾速は50m/s、またこの揚力のまま1秒飛んだと仮定すると高度は+50cm、30m時点での弾速はこの計算では20m/s、20m/sで残り12/30秒を等速移動すると8m、トータル38mで大体計算あいますから、30m~40m地点では弾速は20m/s前後と考えて良いと思います。12/30secで30cm落下していることになるので、1秒では75cm落下する計算になります。
 ここから、HOP回転数はBB弾飛行中に変化しない、と仮定して、
1.50m/s前後の弾速では、現状のHOPで1秒で50cm弾道が上昇する
2.20m/s前後の弾速では、現状のHOPで1秒で75cm弾道が落下する
 もちろん、HOP回転による揚力は、弾速にリニアに比例しますので、こんなざっくり計算は誤差バリバリですが、まあ目安にはなるでしょう。

 この画像から、今後の方針としては、HOPこのままで弾速を0.2g弾で95m/s程度まで確保したい、という方向性でしょうかね……  

Posted by 二式大型七面鳥 at 08:15Comments(0)PSG-1初速長掛けホップGホップ

2019年03月13日

PSG-1試射結果検証:30m

 先日の試射結果を、映像から検証してみます。
 命中率の一覧表はこんな感じです。


 とりあえず動画を。
 一応、一番命中した時の映像です。
 なお、今回は件の「グリポッド」を忘れてきたので(汗)、弾薬箱二つ積み重ねた上にマガジン部載せる形での依託射撃です。
 30mから。

 前回もそうですが、30mの時点で落下が始まってますね……
 既に日記にしましたが、絶好調の時に比べて初速が10m/s程度低い(絶好調なら90m/sを越える)、80m/sそこそこしか出ていないことが分かってます。
 G-HOP谷押し改が効き過ぎで、初速が出てないのではないかと思われます。
 HOP自体はまあまあイイ感じで効いてます。感覚としては、このHOPの効きでもっと初速が出て、同時に着弾点付近での弾速の低下が抑えられれば弾道が低伸するのでしょうが……弾速の低下は物理現象なので、初速と空気抵抗に比例する関数でしかなく、「この方式だから弾速が伸びる!」は基本あり得ません、残念ながら。
 エアソフトガンの威力の規制値が0.989J、これは0.2g弾の場合初速100m/s未満を意味し、あくまで運動エネルギーですからHOPによる回転運動には規制がありません。従って、射程を求めるなら、回転を鬼のように高めれば、それなりに遠くまで届くはずですが、弾道は相当な山なりになるでしょうから、使い勝手から言うとどうだろうね、という事になります。回転によりBB弾後方のカルマン渦が抑制されるなら、それも射程に寄与するのでしょうけれど確証がありません。
 好みにもよるのでしょうけれど、射程と低伸する弾道のバランスは本当に難しいと思います。

 弾道を画像にするとこんな感じ。
 これは30mの初弾。


 これは30mで11発目。


 動画はマシな方ですが、多くの場合で初弾が上に逸れる傾向がありました。画像にして比較するとよくわかります。
 PSG-1は、初弾を手でコッキングせざるを得ないのですが、コッキングの戻し、つまりタペットプレートがBB弾をチャンバに押し込む行程で、バネの力でバシンと戻るか、手作業でゆっくりめに戻るかでチャンバ内のBB弾位置がわずかに前後し、為に、HOPの掛かりが変化するものと推察します。
 あと、やはり銃の精度よりも腕の影響がデカイですね……銃をキチンと垂直にする、引き金を引ききるまで微動させない、一番大事なのは、構える度にわずかに違う肩付けの位置というか程度というか、ポジションの誤差をどう集束させるか。
 このへんは練習しかないですね……とりあえず「命中するまでトリガー引いたまま残心する」を覚えました(笑)。いや、これだとトリガーロック起こさないので一石二鳥なんです(あまり早くトリガー戻すとピストン引ききれずに停まってしまう)。

 40mの結果はまたこの次に。  

Posted by 二式大型七面鳥 at 22:03Comments(2)PSG-1初速長掛けホップGホップ

2019年03月10日

今年初調整@みん森

 時間の都合が付いたので、先日入手したM93R二丁を含めて数丁の調整をしに、みん森さんに行ってきました。

 詳細は別途日記にするつもりですが、概要は……
・PSG-1:HOP調整難しい。集弾性はまあまあだけど……感覚で初速が遅い感じがあったけれど、実際に初速計で測ると80m/sそこそこだったorz……HOPが効き過ぎている可能性あり、要再調整。
・VSR-10:インドア仕様の0.2g30mゼロインは大体満足出来る状況。0.28gアウトドア仕様だとフルHOPで距離により4~8mil下を狙う感じ(0.2gより弾が浮く)。
・FA-MAS:前回同様、0.2gだと鬼HOPはどうしようもない。0.28gで30mはよく当たるが、問題はセミだとトリガーロックほぼ100%になってしまった、自作FET周りの故障だと思われる、要点検というか修理。
・マルイM93R:0.2gで30mにほぼ無調整(前オーナーのHOP調整?)で集弾している。非常に好ましい。
・KSC M93R:0.2gだと鬼HOP。HOP調整が上手く効かない。専用レンチを入手の必要ありか?それとも重量弾専用と割り切るか?
・ストライクウォーリア:こいつも0.2gで30mまで素直な弾道、チョイ下目狙い(ターゲットをフロントサイトに載せる感じ)が丁度いいあたりか。GBBなので自分の腕がヘタクソなのがモロに弾道に出る。練習しないと……
・おまけ・マルイエアコキP7:18禁HOPナシ仕様である事が確定。初速は出てるけど飛ばない(笑)楽しいけど。

 いやあ、やることいっぱい見つけちゃいました(笑)。当分退屈しなさそうです。  

Posted by 二式大型七面鳥 at 23:15Comments(0)ストライクウォーリアPSG-1VSR-10P7M13M93R

2019年02月10日

PSG-1にグリポッド

 ヒューズを低背に交換したついでに、落札入手しておいたグリポッドをPSG-1に付けてみました。
 もちろんレプリカの廉価品、レール取り付け部のネジが六角穴からズレて締め付けてあったのはご愛敬(笑)。軽く治せましたけどね。
 今までは廉価三脚を付けてた訳ですが、屋外傾斜地とかで三脚は使い勝手が良くない、FA-MASのフォアグリップの方が咄嗟のサポートには使いやすかった、でも非使用時に床や地面に置くにはバイポッドが必要、となると……選択肢はここに落ち着きます。

 似合うかどうか心配でしたが、思ったほど違和感無いし、何よりびっくりするくらいグリップしやすい。G3系はマグ装填時に前から斜めに入れるので干渉を心配しましたが、この位置ならギリ、クリア出来ました。

 ただ、レールをハンドガードに接着してしまっているので、レールの前端が不足する分はどうしようもないですが……
 次の屋外使用が何時になるか分かりませんが、次はこれで行ってみます。  

Posted by 二式大型七面鳥 at 09:18Comments(0)装備PSG-1

2019年02月10日

ヒューズ小型化

 七面鳥の手元の電動ガン二丁、PSG-1とFA-MASは、共に標準のガラスヒューズをブレードヒューズに変更してあります(あ、新入りのM93Rはここではナシで)。
 別にこれ自体は全く性能的に問題無い(ガラスに比べて性能向上も無い、基本は入手性)のですが、FA-MASはともかくPSG-1のストック内にバッテリと同居して収納するには少々嵩張ります。まあ、オリジナルのガラスヒューズの時点で結構嵩張ってはいたのですが。
 なので、ヒューズを小型化する事を考えます(1個前の日記で半田ごて持ち出したのはこの為)。
 次の図は、現在流通している自動車用ブレードヒューズの種類です。

 左が普通のブレード(または平形)ヒューズ。既に過去の形式であり、現時点の新車には使われてなかったはずです。真ん中が、小型化されたミニヒューズ。小型軽量化要求で生まれたものですが、これ自体も過去のものになりつつあります。右が、ミニをさらに小型化した低背ヒューズ。今後の主流はこれです。
 小型化の為、今回は低背を採用したい訳ですが、問題がありまして、適当なソケットがありません。普通のブレードは平形端子が丁度適合したのですが……低背は形状がアレなので、普通の端子ではどうにもなりません。
 そこで、適当な圧着端子を切り開いてソケットを作る事にします。圧着端子の圧着側をニッパで切り開き、ペンチとヤスリで平らになるように仕上げ、適当な厚みに潰してヒューズが嵌るように加工します。

 これに、1.25Sqのリード線を半田付けすれば、回路的には完成。なのですが、強度的に不安なので、ユニバーサル基板の切れ端にエポキシで接着してハーネステープで巻いて仕上げます(銅線はエポキシ硬化までの仮固定&補強)。

 大きさを比べるとこんな感じ。

 低背+補強は、高さはガラスのケースとほぼ同じですが長さと厚みがスリム化されてます。標準ブレードヒューズはそもそもの高さがそれだけでガラスのケースを上回っているので、そりゃ嵩張りますわ。
 ハーネステープをガッチガチに巻いているので、ヒューズ交換はちょっと手間取るかもですが、そもそも七面鳥はメカボもバッテリも標準のまま、当面これは変えるつもりがないので、ヒューズも15Aでそう滅多に切れるもんでもないと踏んでます。切れるのはどっかが短絡したかモータに過負荷が掛かった(スタックした直流モータは短絡回路そのもの)か、どっちにしろ要修理ですからヒューズだけ替えてどうなるってもんでもないでしょうし。
 FA-MASの作動試験も特に問題無いようですし、今後しばらくはこれで行ってみます。  

Posted by 二式大型七面鳥 at 00:06Comments(0)装備その他よしなしごとPSG-1

2019年02月09日

マルイM93RグリップにMGCストック用穴あけ&AKバッテリ修理

 雪が降るって言うから、wktkしながらジムニーのハンドル握って待ってたのに……何だよ全然積もらないじゃん!
 それはともかく。
 マルイM93Rのグリップの、ストック取り付け穴を貫通させてMGCストックが付くようにしました。
 ネタとしては既に周知ですが、マルイM93Rはストック取り付け穴の前側が浅く、MGCストックが奥までキチンと入りません。

 なので、ここを貫通刺せる訳ですが……試しに組みドライバーの錐ツールで少し掘ってみると……びっくりするくらいあっさり貫通しました。つか、あまりに軽く貫通して、勢い余って穴の周囲にキズが逝っちゃいました(;ω;) 。

 まあ、とりあえずMGCストックがキチンとつくようになったし、それほど目立つ部分でもないので由とします。


 ついでに、(別件で半田ゴテ出したので:別件についてはまた今度……)ロワのAKタイプバッテリを修理します。昨年の最後のPSG-1試射の際に突然死したのですが、後日見てみるとケーブルが断線……今日よく見てみたら、バッテリの根元の半田部分で千切れてました。

 なので、ここの被覆をめくって半田付けし直して、ハーネステープで絶縁して修理終了。


バッテリ自体は弱ってきてますけど、とりあえず電圧は掛かるし、充電も出来たので、1~2回リフレッシュしてみましょうか。  

Posted by 二式大型七面鳥 at 18:09Comments(0)装備PSG-1M93R

2018年11月11日

本日の収穫

 昨日、11月10日は「良い銃の日」だったそうで。
 そんな事とはつゆ知らず、七面鳥は家族サービスに奔走しておりました。
 で。
 今日、たまたま立ち寄ったハードオフで収穫が。

 PSG-1のノマグ(つかノマグ以外無いですが)×2。\300-税抜き。
 即買い。
 G-3のノマグ×4も同じ値段でありましたが、既に3つあるしでそっちはスルー。
 正直、外装の状態はイマイチですが、使えりゃ良いんです。
 ……使えるんだよな?  

Posted by 二式大型七面鳥 at 22:18Comments(0)装備PSG-1

2018年10月13日

PSG-1ホップ改修作戦-その12-G-HOP谷押しパーツ改2

 本日試射調整した谷押しパーツの改良型(精度向上型)につきまして。
 まずは写真をご覧下さい。


 上が以前に一応の完成をみた、谷押しパーツとアーム、下が今回搭載した谷押しパーツ改(高精度版)とアームです。
 一見して、本来の押しゴムを受ける部分が無いのが分かるかと思います。
 今回、思い切ってその部分を切り落とし、厚みを調整した平ゴムで置き換えました。
 図にするとこんな感じ。
 ○ピンクはHOP最弱、黄色は最強を模したアーム位置。アームの可動範囲は先端で約1.5mm
 ○アームの下は、上から、押しゴム(グレー)・押しパーツ(アルミ:薄いグレー プラ棒:赤ハッチング)・チャンバゴム(グレー)・G-HOPのスピンシート(赤)


 Nazgulさんがよく指摘されている、押しゴムのシーソー現象をキャンセルし、エレベータHOPに最も簡単に近づける(ただし、アーム自体が弧を描く為、当然押しゴムも垂直移動はしない)、最も安上がりで簡単な方法であるかと思います。一番乱暴な方法とも言いますが。
 ゴムはホームセンターで手に入る、普通の1mm厚のゴムシートをPSG-1用は二枚重ねて瞬着で固定、FA-MAS用は同様に1mmと0.5mmを接着した……と思います(※これについては後述)。また、長さ(5mm)と、特に幅はきっちり3.8mmになるように数回切り出し直してます。これは、長さはともかく幅はチャンバパーツの左右の壁にきっかり収まり、バレル軸に対し押しパーツが左右にずれたりねじれ方向になったりするのを抑える為です。
 押しパーツ自体も、前回のプラ削り出しから、0.3mmアルミに1mm角の三角プラ棒を底辺で接着して作ってます。


 七面鳥は、エアガンに限らず何かを改造する時は、基本的に「オリジナルに戻せる」「簡単に手に入る素材を(工夫して)使う」をモットーとしてます。なので、アームを削るのはポリシーに反する訳ですが、ここは効果とトレードオフで。

 また、前述の図はPSG-1を採寸したものですが、FA-MASはチャンバーのプラ部分の厚み(図で2.0mmの部分)が約1.3mmしかありませんでした。なので、PSG-1で使用したフラットな押しパーツにゴムを追加して作った押しパーツ(厚みが足りないと思えたので急遽ゴムを貼り足したのだが、厚みが全体で3.4mmもあった)を使用した前回夏前の試射では、バレル内への突出が大きすぎて兆鬼HOP&糞詰まりで初速ガタ落ちになる訳です。
 また、PSG-1ではHOP最強で図のようにアームとチャンバがツライチになるようなのですが、FA-MASではどうもそうならないようで、その為に今回は3回ほど現合で押しゴムの厚みを調整してます(なので、何を何枚貼ったか良くわからなくなった)。なお、アーム~押しゴム~押しパーツ間は両面テープで貼り付けてます。これは、アームからパーツが外れて欲しくない半面、バレルの穴位置との兼ね合いで若干のズレは許容したい、その為には両面テープの接着力が丁度よいと考えた為です。

 これでPSG-1もFA-MASも、かなり満足のいく結果が得られました。これ以上は硬度を調整したゴム材を使ったり、押しゴムやパッキンの形状を突き詰めたりしていく必要があるでしょうけれど、もうその領域は素人が「手に入る素材」で手作業で出来る範囲を超えます。費用(作業工数等含む)対効果的には、いい線と言えるのではないかと、自己満足しております。

追記:
 ちなみに純正状態を図示すると多分こんな感じ。


 押しゴムの寸法は図示してませんが約3mm、図では真円ですが実際は潰れているはずです。
 この構造、量産品かつ効果対費用を考えると本当によく出来てると思います。  

Posted by 二式大型七面鳥 at 22:21Comments(0)PSG-1長掛けホップGホップ

2018年10月13日

みん森さんで試射調整して来ました。

 VSR-10リアルショック、FA-MAS、PSG-1の三丁をみん森さんで試射調整して来ました。
 なんとなれば、
1.VSRとFA-MASはハロウィンサバゲで使いたい為、事前にゼロインしておく必要がある。
2.FA-MASは以前のG-HOP化の際、何やっても鬼HOP&初速が激遅という調整失敗状態になった。
3.FA-MASとPSG-1は、G-HOP谷押しパーツの改良版を搭載したので効果確認したい。
 という必要性からです。
#本当は、VSRはイメチェン改修の最中なので、塗装が完了してから持ち出したかったのですが、まあ塗装前にキズとか付けないようにすれば問題無いかと。
 ただ、後述するトラブルで、十分な調整と初速測定ができなかった事、並びにビデオが撮れなかった事により写真もデータも無いです。あしからず。
 いや、部屋の模様替えしたら、カメラもビデオもどっかに埋まってしまって……

 さて。
 ハロウィンサバゲ、ASOBIBA桜木町さんで開催予定ですが、アソコはBB弾は0.2g縛り。
 なので、使う銃は0.2gで調整しなければなりません。
 が、七面鳥はみん森さんにも出入りしたいので、ここでは0.25ないし0.28g弾を使いたい。
 となると、両方で使う銃には両方で使えるセッティングをする必要があります。
 とりあえず、VSRは0.2g縛りのみの調整でいいのですが(11月のみん森さんのエアコキ戦に出たい気もしますが、それはそれで再調整するとして)、間違いなく両方で使うFA-MASはなかなか悩ましい所。まあ、悩んでいても始まらないのでVSRからゼロインしてみました。

 結果として、全て依託射撃で、
・VSRは30mまで大体フラットに飛ぶHOP調整で、30mの20cm四方看板に7割HIT程度の集弾性に。
・FA-MASは、
1.0.25g弾で30mまで大体フラット、8割強HIT程度。
2.0.2g弾はHOP最弱でも30mだとやはり鬼HOPで、スコープの上1/3位(センターから25~30mil上)を狙点としないとダメ。
3.0.2g弾で10m程度狙いでダットサイトを調整、大体掌サイズには集弾してるかな?
・PSG-1は0.28g弾で30mで調子良ければ全弾看板に集弾可能、これは以前の谷押し完成形と同等ですね。
 ただし、バッテリー切れでどの銃も初速計測出来ず(VSRはバッテリ関係ないですが、レンジ借用時間の関係でそれだけの為に延長したくなかったので)。

 悔しかったのはバッテリー切れで、事前に充電器がグリーンになるのを確認したはずのバッテリーがどれもほぼカラッケツだったという……いや、以前から何か充電器の調子がおかしいの知ってはいたんですよ。とはいえ……
 今、改めて充電中ですが、どうやら充電器側のコネクタが緩み気味で接触不良による充電完了誤判定が起きていた模様です。試しにコネクタの端子を少し締めて、ダメ押しで接点復活剤を吹いてから充電始めたら上手くいってるようなので。

 FA-MASとPSG-1に搭載した改良型の谷押しパーツについてはいずれ改めて記事にしますが、特にFA-MASはHOP最弱だと全く押しが効かない状態になってる模様です。その状態でも鬼HOPがかかるのは、G-HOPの基本構造が優れている……と言って良いのでしょうかね?逆に言うなら、軽量弾にG-HOPは相性が悪いとも言えますね。弾道(回転)を安定させる為にわずかでもHOPを掛けると、余計に弾道が浮きますし……あと、やはり屋外では軽量弾は横風の影響を強く受けますね。0.2gと0.25gをHOP調整だけで両立させるのはなかなか困難ですが、とりあえず近距離ならば狙点そのまま、遠距離は距離毎に軽量弾側で狙点のズレを覚える方向でなんとか対応出来そうです。屋内戦ではどっちみちそんな遠距離射撃にはならないでしょうから。
 むしろ、0.25g弾の30mで無改造時代のPSG-1並に集弾した事にびっくり。元々FA-MASは回転数も集弾性能もマルイの最初の製品とは思えない高性能を示しますが、思わず「FA-MASが鬼になった(笑)」とその場でつぶやいてしまいました。この結果は大満足。惜しむらくはバッテリ切れで0.28g弾での調整が出来ていない事ですね……

 本日の結果としては、各銃毎の調整はほぼ満足いく範囲、バッテリの件もこのタイミングで充電器の不調が判明したのはむしろ幸運であったと考えます。
 さて、VSRをバラしてイメチェン塗装の準備をしますか……この週末の天候がイマイチ怪しくなってきましたが……  

Posted by 二式大型七面鳥 at 12:32Comments(0)PSG-1長掛けホップGホップVSR-10