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二式大型七面鳥
二式大型七面鳥

2022年04月19日

マルイ SPAS-12の集弾性

 今度の5/1のエアコキ戦には出れないことが確定した七面鳥ですが、空き時間を見て銃と体のメンテはしておかないといけません。
 特に、急にコッキング出来なくなった(ボルト引いて戻すとピストンもリリースされてしまう)VSR-10は、多分、トリガーの調整のバランスが崩れた(ストローク詰めすぎたところで亜鉛パーツが少し摩耗した)のだと読んでますが、まあこれはちょっと置いておいて。

 かねてから調べてみたかった、マルイSPAS君の集弾性を確認してみます。
 そもそもが散弾銃、一度に三発撃てるこの子、マルイ製品の名に恥じず、集弾性は思いのほか良いと聞きますし、実際、撃ってみるとよく中ります。
 普通に撃つと三発同時に出てしまいますので、シェルに一発だけBB弾詰めて、ちまちまと撃ってみます。
 結果がこれ。

 5mちょいで、10発、0.2gEXCEL茶色バイオ、依託射撃。2発ほどフライヤーが出てますが、それを入れると10cm四方、それを抜くとおよそ5cm四方に納まってます。
※ウィンテージは調整しましたが、エレベーションはあまり真剣に調整してません。5mで調整しても意味が無いので、いずれ屋外(つまりみん森さん)の30mでゼロインするつもりです。
 この外れの2発、フライヤーと言うより、違うバレルから出たと見るのが正しいのかも知れません。
 つまるところ、5mで5cmなら、単純計算で10mで10cm強、30mで30cm強にまとまる、かな?というレベル。同時三発発射ですから、これより一回り大きい範囲に三発が入る、と考えて良いのかと思えます。
 遠距離狙撃には使えませんが、中距離なら充分当てに出来ますね、これなら。

 ついでに、久しぶりに撃ったマテバ@アキュバレルを。

 5m弱、立射ダブルアクションで、5cm前後。まあ、これなら充分使い物になります。

 早く、この子達と遊びに行きたい……
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 22:45Comments(0)SPAS12ドットサイトアキュバレル

2021年11月14日

マテバ アキュバレル インストール後の試射(定量評価)

 ……定量評価と言えるのかどうか。

 念願だった、マテバ6mm6inchにアキュバレルをインストールしました。
 その結果ですが、別な方のブログでもちょっと話題に上がったのを見かけましたが、
「定量的に評価しているサイトが少ない」
 というのは、七面鳥も気になってました。
 データを参照したくても、距離が分からなかったり、ターゲットのサークルは同じでもそれが直径何センチか分からなかったり。
 酷いときは「よくなった」としか書いてなかったり。
 なので、七面鳥は、可能な限りデータは数字で残し、かつ、公開するようにしてます。
 自分の下手くそさを公開している、という事でもあるので、お恥ずかしいのですが。

 閑話休題。

 で、マテバ用のアキュバレルですが、インストール作業自体は、説明書が付属しているので、難しい所は何も無いです。
 ので、作業中の写真はありません(爆)。
 注意点があるとすれば、固定ホップパッキンの方向をキッチリ決めること、でしょうか。
 七面鳥は、
・パッキンを、薄い定規に両面テープ貼ったものに溝を合わせて載せて、背面に白マーカーで目印付ける
・バレルに、バレル軸と並行の線を油性ペンで描く、出来ればホップ穴の中心に。
・バレルのホップ穴の縁にほんのちょっとだけ瞬着を付けて、ホップパッキンを注意して載っけて、互いの目印を元にバレル軸とホップのラインが一致するようにする
 という手順を踏みました。


 バレルのマズル側から覗くと、まあまあイイ感じに見えます。

 これを、元通りに(オリジナルのホップ調整ネジだけはオミットして)組み直すのですが……
 ちょっと分解時点で失敗しました。
 いや、分解工程そのものではなく、それ以前の問題ですが。
 実は、以前、マズルのパーツが緩みやすいので、ネジロックで固定しておいたのですが……今回外そうと思ったら外れないんだ、これが。
 仕方ないので、ウォーターポンププライヤーでふん捕まえて捻って無理やり回したのですが……バレルパーツ傷だらけになる上に、パーツが外れなくて、バレルの方が回っちまいました(笑)。
 結果として、バレルは力業で引き抜けたのですが、バレル位置決めパーツ(写真なし、バレルの溝に嵌まって回転方向と前後方向の位置を規制するパーツ)が少し広がっちゃって……
 組む時に、万力で挟んでキッチキチになるように修正しましたが、やあ、失敗失敗。
 あんなにネジロックが効くとは。
 マズルパーツは軽く磨いてつや消し黒噴いてごまかしておきました。

 さて、インストール後の試射結果です。
 まず、インストール前の状態から。
○簡易レスト射撃 5.5m SA 0.25gWAセミバイオ弾

○立射 5.5m DA WA 0.25gWAセミバイオ弾


 続いて、インストール後。
○簡易レスト射撃 5.5m SA 0.25gWAセミバイオ弾

○立射 5.5m DA WA 0.25gWAセミバイオ弾


 以前、簡易レストからのSAで、上下左右3cmにまとまった(ただし3発しか撃ってない)事があったのですが……今回の改修前の結果でも、見方によっては3cmにまとまってると誤解してしまう弾痕はあります。ですが、全体として見ると……まあ酷いもんです。DAの結果に至っては、呆れてグルーピング測ることすらしてません(一応、中央の丸がΦ5cmです、DAは六発ずつ二回撃ってますが、二回目の二発どっか行っちゃってます)。
 これに対し、インストール後は……

 Oh……

 レストからのSAで、まごうこと無き横3cm縦5cm。立射DAでも横5.5cm縦5cm。なおDAは1発1秒ペース。
 これなら「抜き撃ちで5mで250lm空き缶に集弾させる」という目標のクリアも、夢ではなさそうです。
 なお、着弾点が狙点に対しかなり上ですが、そこは未調整なので気にしないで下さい。
 実際にホップが効いている事もあるのでしょうけれど、別件で狙い方を変えている(後述)せいもあるのかと思いますので。ホップの効きに関しては、30mくらいあるレンジで試さないと分からないですし。

 と言うわけで、マテバ用アキュバレルは、明らかに効果がある、と言う検証結果で良いと思います。
 これなら、マルイのGBBと勝負が出来る程度の集弾性である、と言っても良いかと思います。

 気になるのは、オリジナルの時はほとんどみられなかった、BB弾の囓りが散見されるようになった事。

 マルシンのリボルバーでよく見られるのですが、これ、カートリッジから飛び出したBB弾が、シリンダーギャップを飛び出してバレルに激突するときに出来るもの、だと理解してます。
 オリジナルは、この部分がフォーシングコーンの面取りされた部分に当たるので傷になりにくかったのが、アキュバレルは直接面取りしていないバレルの後ろ側に激突するために出来るのだと推測してます。
 5m程度では命中精度に影響していない(しているかも知れないが、実用上問題にならない)と言えますが、果たして、射程を伸ばしたときにどうなるか。そこはまだ未知数です。
※これが、必ずBB弾の天頂の決まった位置に出来る、とかであれば、BB弾のコアンダ効果を増強する、と言う見方も出来るのでしょうけれど。どうなんでしょうね?そこはちょっと言えないと思ってます。

 それからついでに、本邦初公開。
 七面鳥は、家の中ではこんなターゲットというかBB弾回収箱を使ってます。

 実際はここにターゲットペーパーを貼るわけですが、A4コピー用紙の割と丈夫な箱に、貫通防止にトラックの泥よけ再利用のEVA薄板を弧を持つようにセットし、手間側の球のこぼれを防ぐ為にリップをつけてます。
 まあ、加工は汚いですが、これで充分役に立ち、作ってから数年、ずっと使い続けてます。
 EVA中央の銀色は、空き缶のケツを切り取って両面テープで貼ったもので、要するに中央に当たると音が変わる、カーンといい音するかと思ったのですが、あんまり効果ないです(笑)むしろBB弾が砕ける率が当たっただけという……
 まあ、家の中で家族に迷惑かけないための小細工、という事で。

追記:
 狙点と狙い方の変更について。
 マテバのサイトは、非常に狙いづらい事はオーナーなら御存知と思います。
 特にフロントサイトを見失いやすく、抜き撃ちに絶対不利なので、普通なら「前後サイトの高さを揃える」のですが、「フロントサイト(のDYIで付けたドット)を、リアサイトの上に乗せる」方法に切り替えて試験中です。
 こうすると、バレルは上を向くので、フロントサイトをその分高く(射線が下を向く)して調整してますが、今回の試射時点でそれが未調整ではありました。
 ので、上下方向の狙点と着弾点のズレは無視で、グルーピングだけ注目していただきたく。
 マテバのサイトについては、また別途記事にしようと思います、調整と腕がまとまった時点で。
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Posted by 二式大型七面鳥 at 09:56Comments(0)アキュバレル