QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
二式大型七面鳥
二式大型七面鳥

2021年09月18日

マテバ修理&調整

 なんだかんだでエアガン撃つ機会が減ってモヤモヤしている七面鳥であります。
 撃つ機会は減ってるので、ドライファイアでしのいでいるわけですが、たまにはやはりガスを入れて弾当ててみたい。そう思うわけです。
 で、久しぶりにマテバ引きずり出してちょっと撃ってみました。

 ……あれ?
 距離5m、ダブルアクションで6発を二回、的はA4用紙、○は直径5cm。赤の方はA4の用紙からもハミ出しちゃってます。
 ここまで酷かったっけ?
 以前はもう少しマシだった気がします。
 どっかおかしくなったかな?と思ってみてみると、どうも、ハンマーが落ちる瞬間までシリンダーが回っている(シリンダーストップがかかってない)様子。
 これ、マルシン・マテバに固有の悪癖の一つだと思ってます。原因は色々あるんですが、ハンドが最後まで動いている事と、フォーシングコーンの掛かりが悪いのが大きいかと。
 フォーシングコーンの方は、スプリングが強すぎてシリンダーの動きを阻害している傾向があるので、スプリングを切って弱める加工をしてあります。同時に、コーンの側面を磨いて少しでも摩擦を減らすようにもしてます。
 ハンドですが、よく見ると、摩耗して変形しているようです。これのおかげで、ハンマーが落ちる直前まで、シリンダーの回転量が足りてないのかも知れません。

(てっぺんと右側面(写真では下面)のは、その前の補修で付けたアルミ缶の切片です)
 金属パーツは亜鉛合金で作るしかないエアガンの宿命ですが、摩耗変形折れ欠けはつきものと諦めるしかないですね……とも言っていられないので、何か対策を考えてみます。
 要するにハンドの高さを修正出来れば良いので、試しにアルミ薄板(0.3mm)で覆ってみます。

 切り出したアルミは、強力ゼリー状瞬着で貼り付けてます。
 この状態で組み込むと、最初はかなり作動が硬かったですが、すぐに馴染んで来たようで、ハンドの当たる部分が変形していつも通りの感じになりました。

 ハンドの高さが改善された事で、ハンマーが墜ちる前にきちんとシリンダーが止まるようになり、バレルと弾の関係が発射前に固定されるようになりました。
 これで、試しに撃ってみます。

 ……あれ?
 改善がみられない……
 ※赤は3mでSA。

 一応、もう一つ理由は気付いてました。
 HOPが少し出っぱってます。
 マテバはいわゆる躓きHOP、しかもかなりチャンバ(=カートリッジ)から離れたところにあるタイプ、どう考えても命中精度が出ない構造です。
 なので、正直、ノンホップ状態が一番命中精度が出るという、実に哀しいさだめがあります。
 以前、ほとんどHOPが効かない状態に調整しておいたはずですが、どうやら振動その他で少しそこが狂ってきた模様。
 調整して、再度撃ってみます。

 ……あんまり改善してませんが、それでも最前よりはまし。
 これより先は、アキュバレルでも導入するしかなさそうですね……
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 20:19Comments(0)マテバ修理

2021年09月04日

おわかりいただけただろうか……

 
もう一度。
 画面中央にご注目。

 「っきゃーーーーーー!」
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 20:46Comments(11)パイソンガス漏れ修理

2021年06月12日

S2S(SIIS) VIEW MORE Ral Dotsight 色々改修というか修理というか問題の解決

 続けざまに、マルイの電ハンM93Rの話になります。

 デザインが気にいって入手したSIISのビューモア ドットサイトですが。
 実は、問題点、色々あります。
 そもそも、既にSIISのサイトには載っていない、カタログ落ちしたモデルなわけですが。

 一般的に知名度の高い問題点として、レールにマウントする金具のネジ、これが雌ネジに対して雄ネジが妙に細くて締めると雌ネジのネジ山をネジ切ってしまう、と言う問題があります。
 つか、七面鳥もネジ切りました。
 測ってみると、雄ネジはΦ3.4mm、雌ネジ側はキッチリ4mm、そりゃネジ切りますわ……
 なので、これはもう、金物屋でΦ4mm長さ30mmのネジ買ってきて置き換えます。
 ネジ切った雌ネジ側も、一応4mmの雄ネジが締まる程度にはネジ山残ってますが、怖いので外にナットかけてダブルナットで締めましょう。



 もう一つ、これはロットによるのかもですが。
 七面鳥が手に入れたモデルは、ウィンテージもエレベーションも、調整が全く出来ませんでした。
 それでも、ウィンテージは合っていたのですが、エレベーションが極端に着弾点が狙点より下になる、それはもうあり得ないくらいに。
 どうしようかと思ったのですが、どうせ安物だし、ダメ元でバラしてみました。
※写真は、下記の切り欠き反映後です。

 調整部の構造ですが、模式的に描くとこんな感じ。

 ウィンテージは、イモネジが直接左右方向に押し引きし、引き側はバネを補助に、ネジの頭の平らな部分が発光部の溝に噛み込んで引っ張ることで可動する構造です。
 エレベーションは、発光部の斜面にイモネジがあたり、動きを90度変換して上下に動かす構造です。
 なのですが。
 ウィンテージは発光部とネジの頭の噛み込みがキツく、エレベーションは何故かイモネジが食い込んでしまって全く動きません。
 どうやら、エレベーションは、バネがキツすぎ&大きすぎで、未調整の時点でほぼ調整代を使い切ってしまっているようです。
 こりゃあ、駄目だ……構造自体は納得出来ますが、工作精度が全くのダメダメです。
 さて、どうしましょうか……

 結局。
 ウィンテージは発光部の溝部を切り欠き、エレベーションはバネをオミットしました。
 それでも、エレベーションはほとんど動きません。イモネジに押されて上下する前に、発光部がケースに食い付いてしまって動けなくなるようです。
 まあ、とにかく、これでウィンテージは何とか動くようにはなりました。エレベーションはもう、固定だと思うしかありません。
 狙点より着弾点が下になる、そう覚えておけばまあ対応出来なくもないですが、それでも、3mで15cm以上下に着弾されるのも辛いものがあります。
 さてさて、どうしましょうか……

 最終的に。
 力業で、「パンがないならお菓子を食べれば良いじゃない」的発想で、発光部が動かないなら、リフレクタの方を動かしてしまえ!になりました。
 リフレクタを一度外して、薄いスペーサ、ここではめんどうなのでパッケージを切った紙を折って噛ませ、ほんのちょっとだけリフレクタが前倒しになるようにしてみました。

 この状態で試射してみたところ、3m程で、狙点より3cm前後上に着弾しました。
 バチピタとは言いませんが、まあ、まずはこれで、近いウチにもう少し長射程取れるレンジでHOP調整かねて様子を見てみましょう。
 手間はかかりますが、調整できることは出来るようになったのですから。


追記:不具合の理由を考える
○ネジ径の話:
 元々の雄ネジは、頭が金具に隠れるようにザグリがしてあります。
 ここから、
 ・元々は、ザグリにキッチリ嵌まる4mmネジが使われていた
 ・元々、このザグリは4mmキャップボルト対応の、もう少し径の大きい穴だった
の、どちらかだったのではないかと思われます。
 それが、
 ・ネジが特注になるので、コストカットされた
 ・穴径がでかくて金具が保たないので、穴径を小さくした
 ・最初から何も考えてなかった
の、いずれかの理由で雄ネジが変更され、雌ネジ側は設変が入らずそのまま放置された、のではないか……と推察します。
 まあ、設計検討がずさんだったって事だと思います。

○発光部調整の話:
 これは、何か別のドットサイトの構造のコピーなんじゃないかと思います。
 ただ、コピーしたはいいけど工作精度が付いてこない、材質もよろしくない(イモネジが噛み込む程度に柔らかすぎる)、稼働部が逃げる余地が考慮されていない、などのやはりずさんな設計がモロに影響している感じが有ります。
 本来、ドットサイトのボディも発光部も、金属だったんじゃないかと、今思いました。
 何故って、元々はワルサーのもの、そのコピーですから。
 それを樹脂に置き換えちゃったから、まともに動かなくなったのではないか……なんて、割と説得力あるように思います。

 まあ、そのおかげで安いおもちゃが手に入るわけですけれど。
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 17:14Comments(0)M93R修理

2021年04月18日

マルシン ポリスリボルバー ハンマー新旧比較(応力集中と対策品形状)

マルシン ポリスリボルバー ハンマー新旧比較

 ちょと気になったので、ポリスリボルバーのハンマーが何か対策されているのか確認してみました。
 これが、折れたハンマーと新品で取り寄せたハンマー。


 ぱっと見、変化に気付きにくいですが……
 こっちの、旧型ポリリボの折れてないハンマーと比較するとよく分かります。

 どうやら、初期というか旧型というか、当初のハンマーの形状は、「ハンマー上後部の斜面が、ハンマーピンの中心を目指している」ようです。これに対し、新型というか対策型は「同斜面がハンマー下端に向かっていて、ピン部はさらにわずかに肉盛りしている」形状になってます。
 ここでもう一度一番上の折れた旧型を見ると、確かに後ろの斜面の傾斜が違いますね。ハンマーピンの上で折れてるので気付きにくかったです。

 ポリリボのハンマーは、ガスルートの関係で非常に薄く、ガス放出バルブを叩くのは下端なのにハンマースプリングは上部にかかっている、バルブを叩いた衝撃は薄い側面を経由して上部からスプリングに吸収されるという、構造的には非常に苦しい作りになってます。
 それが出来るかどうかは別にして、バルブを叩く部分にスプリングがかかっていれば、構造上は折れる可能性はかなり低くなったと思いますが、このパーツ配置では無理でしょうね……

 とにかく、対策品ハンマーのこの形状は、これなら応力が集中する可能性は低いので、根本的な強度不足以外の理由では折れる可能性はかなり減ったと思えます。

※元の形状だと、ハンマーピン周りの円弧と、上後部からの直線の接合部で間違いなく応力集中が発生してそこから亀裂が入るのだと思えます。実際に画像を重ねてみるとこの通り。

 この屈曲点を起点に亀裂が斜め上に走った事がよく分かります。
 鋳物は角を作っちゃアカンというのがよく分かりますね。
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 20:44Comments(0)ポリスリボルバーニューナンブ修理

2021年04月17日

ポリスリボルバー復活!


 先日のSPAS-12のドットサイトプロテクタに続き、ちまちまとマテバの調子チェック、VSR-10リアルショックのトリガーストップ交換を実施、とりあえずはエアコキ戦に向けた主装備の作動確認は済んだところで、検案だったマルシン・ポリスリボルバーのハンマーの交換に挑んでみました。
 御存知の通り、七面鳥の手元には、新型カート仕様(以下新型)と旧型カート仕様(以下旧型)のどっちもジャンクの8mmポリリボがあるわけですが、挑むついでに、旧型のハンド交換と、旧型の3インチバレルを新型に、新型(から外して保存して置いた)2インチバレルを旧型にスワップしてみました。
 ちなみにこれが作業直前の状態。

 新型の方は、ポリリボの持病でもあるハンマーの破損なので、これはハンマーを取り寄せた新品に交換する……だけのはずなんですが。
 まあ周辺のパーツの構成がパズルだこと。どうにか力業で交換しましたが……
 バレルの方は、アウターはバレル下部のイモネジ緩めれば抜けるのですが、インナー&バレル基部はフレームに打ち込んであるピンを抜かないと抜けません。

 なので、2mmのピンポンチをアストロプロダクツで買ってきて打ち抜きました……が。
 旧型の方、何故かピンが少し曲がってる?

 前のオーナーが一度分解し、組み立てる際に無理に打ち込んだのでしょうか?そもそも、以前記事にしたとおり、旧型の方の内部メカが錆だらけなのも気になりますが。
 気になるついでに、旧型の動きの悪いヨークを(苦労して)抜いてみたら、ヨークの軸がまあ錆びだらけ。そりゃ動かないわ……

 結局、旧型の方は内部メカも目立つ錆は耐水ペーパーで削り落とし、とはいえ落としきれるものではないので浸透性の高いスプレー潤滑剤を噴き、なるべく錆が残らないように拭き取った上でシリコンスプレーを潤沢に吹き付けて様子を見ることにします。これでシリンダーの回転もヨークの動きもスムーズになったんですが、問題の旧型のハンドは、ハンドをトリガーに固定しているピンがどうやっても抜けず、とりあえず断念しました。完璧に固着しちゃってるみたいだから、観念してトリガー周り全部パーツ取り寄せるしかないかも……
 固着じゃないですが、新型の方のハンマー交換に関し、ハンマー先端のダミーのハンマーノーズを破断したものから新品に移植するわけですが、これを固定するピンが通らない。それが正しいのかどうか分からないのですが、ピン穴が貫通してないんですね、これが。仕方なく1.5mmのドリルをピンバイスに付けて揉んで穴を貫通させて通しましたが……

 結果として、元々2インチだった新型は3インチとして復活、試射はまだしてませんがガス漏れもなく、マズルからガスがバシバシ出てくるのは確認出来たので、命中精度はともかく(最初から8mmリボルバーに命中精度は期待してませんが)、これで復活したと判断して大丈夫でしょう。
 旧型は3インチから2インチになり、ハンド以外の動きはマシになりました。ま、元々、小説書くための資料用ですから、一旦これで良しとしましょう。

 さて、それでは、(エアコキ戦に行けるとしたら)10発しばりのハンドガン戦で、ポリリボ3インチには仕事してもらいましょうか……
※プライマリの6mmマテバに6発、セカンダリの8mmポリリボに(発射位置の1発を空砲にして)4発入れれば、ほらこれで10発!……勝負捨ててるな(笑)
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 23:12Comments(0)ポリスリボルバーニューナンブ修理

2020年11月07日

安心して下さい、生きてます


 ご無沙汰しております、七面鳥です。
 半年くらい更新してなかったでしょうか……別に死んだわけでも、当局に拘束されていたわけでもありません、はい。
 本年度、ガキが受験でして、年度後半のサバゲ自粛期間に入っただけの事であります。その前にエアコキ祭り行きたかったのですが……
#前夜まで豪雨、七面鳥が参加見合わせ連絡した途端に翌朝快晴とはなんだそりゃ(泣)どんだけ雨男だ<俺様
 当然のように、参加見合わせに引っ張られて日記に投稿するネタもなくなったわけで、その分の「文章を誰かに読んで欲しい」欲求は、小説投稿の方で発散しております。読者、ほとんどいないがな!
#でもごく少数、UPするたんびに読んでいただけているようで、有り難い限りです。

 そんなわけですが、先日、「ポリスリボルバー再販」との報を聞き、早速パーツ発注しました。
 とりあえず、破損が確定しているハンマーセットとハンド、まさかの時の注入バルブ。時間見て、二丁とも直してあげるつもりです。
 それから、小説の方でうっかり「ダットサイト載せたウッドストックのSPAS-12」なんてもん出しちまったせいで、手持ちのSPASにダットサイト載せたい欲が渦巻き出してまして……まあ、これもゆっくりやって行こうかと。
 
 そんな感じで、ガキの受験が一段落するまではROM専に鳴るかと思いますが、生きてますので。
#というか、「みん森の右のスタート地点まで息切らさず上がれる体」目指してジム通いも始めました。どこまで体作れるか……
 では、皆様、コロナ禍集束しない昨今ですが、これからもよろしくお願いします。

追記:とか言ってる矢先に、またつまらんものを落札してしまった……
ヒント:20200524の投稿……  

Posted by 二式大型七面鳥 at 09:44Comments(0)SPAS12ポリスリボルバーニューナンブ修理

2020年08月12日

ハンド折れてるし。(ポリスリボルバー)

 とりあえず、ポリスリボルバー二号の方のサイドカバーを開けてみました。
 ……なにやったらこんな錆びるんだよ……

 ほとんどのパーツは亜鉛合金のはずだから、ピンやバネが錆びてるのか?
 気のせいかも知れないけど、発火させたモデルガンみたいな匂いがする気も……まあ、火薬使ったら粉々になりかねない構造なので、それは無いと思いますが。発火させたら錆はこんなもんじゃ済まないし(発火モデルガンを知ってる世代ですから)。
 参考の為、ハンマーコック状態の写真も撮っておきます。各パーツの関係がこれで読めるので。

 で、大事なのはなんでシリンダーが回らないか、なんですが。シリンダー後面の隙間を見ると、ハンマーをコックしてもハンドが出てきてないことは分かってます。
 なので、ハンドを引き出してみると……

 ありゃ、先端が折れてる。
 これ多分、シリンダーの回転が鬼渋い状態で無理矢理コッキングを繰り返した結果、ハンドが負けて折れたんじゃないのかな。
 まだシリンダーを抜いてないから、どうしてシリンダー&ヨークの動きが渋いのかも不明ですが、要するに整備不良で固着しかかってるor錆で抵抗が増えているのでしょうね。

 そしたら、一号のほうのアクションを生かして、ハンマーとバレル周りをそっちに移植するしかないかな。
 バレル抜くのが一番大変そうだけど。

 ※どっちにしても、ポリリボのトリガーアクションはあまりよろしくはない。
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 12:42Comments(0)ポリスリボルバーニューナンブ修理

2020年07月17日

マテバ ガス漏れ修理(ニコイチ)

 来る7月19日は「みんなの森」さんでエアコキ祭りが開催予定です。天候が心配ですが……
#七面鳥のせいではない、と思いたいのですが……
 で。
 エアコキ祭りですから、参加予定の七面鳥としてはVSR-10とSPAS-12をひっさげて的になりに行こうと思ってます。
 サブアームですが、リボルバーに限り、ガスリボの投入がレギュレーションで許可されてます。
 となれば当然!マテバの出番!
 なので、事前にちょっと照準のチェックを……おお?ガスが入らない?

 ちょっと前から上手くガスが入らない(貯まらない)症状があったのですが……今回は全くダメ。
 これは……明らかにどっかから漏ってますが、漏れてるところが分からない。
 とは言え、漏れるところなんぞ注入バルブか放出バルブか、あとは底板の接合部の三ヶ所しかありません。
 とりあえず、放出バルブ出口を指で押さえてガス注入……指を押す感じはなし。
 ガスを入れてから注入バルブに耳を近づけて……音はしない。
 じゃあ、底面の接合部?しかし……
 今まで、手元にあってガス漏れ起こしたヤツらは皆、一度は入ったガスがブチブチ言いながら上下のバルブのどっちかから漏れてました。今回は、全く無音で一瞬で抜ける……というより、入っていないんじゃないかって位一瞬で抜けてる。ガス入れてすぐに底面に耳を当てても音がしないし、水をつけても泡も出ない。
 正直、途方に暮れました。
 有り難い事に、マテバはもう一丁、8mmがありまして、こいつはガス漏れはないのが分かってます。最悪、これとガスタンクを交換する前提でバラシて……バラして……バラせない。
 マテバは分解図の類いが同梱されておらず、手探りでバラすのですが、写真中央部のピンが抜けない。多分、引っ張れば抜けるはずですが、ツライチなので引っ張りようがないという。このピンが、フレームとトリガーパーツとタンクを結合しているようなのですが。

 仕方ないので、この状態でとりあえず放出バルブを無理矢理外して(トリガーを外せば、ギリでトリガー側からアクセス可能)シリコングリスでグリスアップして、トリガー周りを組み直します。


 原因が分からないまま、ダメ元でガスタンクの底を外して見ると……内部のゴムが若干変形しているような……
 まさかと思いつつ、試しに8mmの方の底板&ゴムと交換すると、おお、ガスが貯まる。ここだったか……フレーム側バラしたのは全くの無駄か……まあ、バラシ方が分かっただけでも良しとしましょう、今回は慌ててて写真残してないので、いずれ写真撮りながら手順書でも作りましょうかね……なんか、手持ちで一番パズルみたいな構造ですから。

 とりあえず、ガスタンクは底板とゴムの交換で生き返ったみたい(3~4秒ガス入れてすぐ6発撃って、半日置いて最低6発撃てた)ですが、今回は時間がもうないのでこのままで、エアコキ祭り後に、構造的どうかと思う作りなので、いずれ液体ガスケットでも使って根本治療を試みましょう。
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 18:54Comments(0)マテバガス漏れ修理

2020年05月23日

マルシン ポリスリボルバー 3インチ 「パンダ」

 マルシンさんに発注していた部品(3インチ用インナーバレル、エジェクターロッド、センターピン)が届きましたので、早速組んでみます。
 ビフォー。

 アフター。

 ……実は、フレームに打ってある「バレル基部ピン」が抜けなかったので、インナーバレルは2インチのままです……

 なんか、これはこれで、なんか可愛い……
 バレルだけメッキだと違和感あるんでしょうけれど、エジェクターロッドもメッキなので、そこのバランスは取れてるのがなんとも。
 いや、これでも違和感はありますが。

 メッキ剥がして再塗装も面倒なので、気が向くまではしばらくこれで。

 にしても、バレル長は1インチしか違わないはずなのに、倍くらい違って見えますね……

※それにしても、マス目があると携帯のカメラの歪みがよく分かる。

※ついでに注入バルブも交換しました、ガス漏れ無し、OK!  

Posted by 二式大型七面鳥 at 10:14Comments(0)ポリスリボルバーニューナンブガス漏れ修理

2020年05月20日

ちょっと罪悪感

 届きました。
 ヤフオクでポチった、マルシン ポリスリボルバー 3インチのアウターバレル。

 インナーバレル他はマルシンに発注済み。
 なので、ハンマー以外はこれで3インチ仕様に変更できます……けれど。

 綺麗なメッキ……これを剥がして後期型の黒マット仕上げにするのに、ちょっと罪悪感……  

Posted by 二式大型七面鳥 at 17:32Comments(0)ポリスリボルバーニューナンブ修理