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二式大型七面鳥
二式大型七面鳥

2020年01月25日

小ネタ:VSR-10 トリガーガードのスペーサーカラーのでっち上げ


 七面鳥の手元にあるVSR-10リアルショック、コレは前オーナーが冬季迷彩にした状態で手放された中古を身請けしたものであるのは何度か申し上げているとおり。
 今は似非カーボンストック仕様となって、第二の人生(銃生?)を送っている訳ですが、前オーナーが分解した際に紛失したと思われるパーツがありました。
 それが、機関部にトリガーガードを固定する為の丸皿小ネジ(VSR-41)と、スペーサーカラー(VSR-40)でした。ウカツな事に、購入時は全く気付かなかったのですが……これらがなくても、とりあえずトリガーガードはパーツ同士の嵌合で外れはしなかったようです。
 で、マルイにパーツ発注するとそれぞれ150円と50円の部品なんですが、送料が同じくらいかかる……何より、皿小ねじなら普通にホムセンで買えます。
 なので、とりあえず皿小ねじはホムセンでステンレスのM5×40を購入して対応。これで大丈夫、と思ってました。
 実は、この時点で、スペーサーカラーという部品の存在は全く気付いていませんで、後日、このネジがどうにも締め込みすぎる、確実にネジが締まりきるポイントがないことに気付き、パーツリストを見直してその存在に気付く始末。
 で、買うと50円のパーツに送料120円出すのは……とりあえず無くても使えてるし……という事で放置だったのですが、そもそもネジのスペーサー、内径5mmのパイプであれば要は何でも良いはずで、それならホムセンに材料ゴロゴロしてますが、逆にそれらは長さが1000mmとかなので、切って使うにしても無駄が多すぎる……。なんか丁度いい廃材がないかとずっと探してました。
 それで、やっと先日、丁度使えそうな廃材をGET。

 LEDライト付きキーホルダー、だったモノです。スイッチがおかしくなって廃棄されたのが、金属ゴミ箱の底に残ってました。
 太さはちょっと過大ですが、長さは間に合いそうです。実際のトリガーガードとフレームとの間隔は約25mm、大体の長さに切り出します。
 合わせてみると、気付いてなかったのですが、トリガーガード側の受けは若干へこんでいて、中に少し入り込む形で固定されるようで、わずかに長さが不足&座りが安定しません。そこで、トリガーガード側に手持ちの適当なワッシャーを噛ませて補正します。

 これでバチピタ。
 ついでにトリガーストロークもかなりタイトなところに調整して終了(トリガープルは以前合わせた状態、そんなに軽くはしてないです、暴発怖いので)。

 ネットで見ると、スペーサーカラーもトリガーガードも、アフター品があってなかなかそそる形状と、結構なお値段がしてますね。
 七面鳥は、これらアフターのパーツの機能性能を否定するものではありませんが、にわかシューターである七面鳥は、例えそれらに交換しても多分、その効果を感じることは、精神的満足感意外にはないと思われます。
 ので、もっと繊細な人差し指を得るまでは、こんな格安DIY修理調整で十分。精神的満足度も割と高く、「お金かけずに手間かけて」が好きなんだなと再確認する次第です。
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 06:12Comments(2)VSR-10

2020年01月04日

VSR-10 トリガーストップ修理&小細工

 皆さま、謹んで新年のお慶びを申し上げます。いきなり色々と、中東方面やら、保釈ブッチ密出国やらキナ臭いですが……
 さて。そんな世界情勢とは全く関係なく、VSR-10の持病の一つ、「トリガーストップが削れてボルトの溝に落ちてボルトが動かなくなる」の修理と、対策になるかどうかの小細工であります。
 まず、削れちまったトリガーストップですが、こんな感じです。

 横からですが、削れてるのがわかります。
 修理としては、本筋は部品交換ですが、とりあえず後日他の部品と一緒にマルイに発注するとして、対処療法を考えてみます。
 要は、ボルトの溝に落ちなければ良いので、削れてるところを太らせ、さらに部品の位置を溝から離す事を考えます。

 とはいえ、削れちゃった部品を太らすのはほぼ不可能なので、しょうがないので細くなった先端部分を水平に削り、元の太さの部分が先端になるようにします。これは、ホンのわずかであれば、トリガーストップの長さが短くなっても機能上問題無い事が確認出来た為です。
 同時に、ボルトの溝にトリガーストップが落ちる原因を予防する事を考えます。
 トリガーアセンブリをいじくり回してみると、トリガーストップは左右方向にかなりガタがある事が分かります。
 なので、機能上問題ない範囲で、トリガーストップがトリガーアセンブリの左一杯の位置に、ガタ無しで安定するようにすれば、少しはマシになるのではないかと考えました。
 手段としては、もう完璧なやっつけ仕事で、飲料のアルミ缶を斬りだした切片を、1stシアのトリガーストップ側の窪みに2枚、逆側に1枚、瞬着で貼ってみました。

 その状態で組み上げた状態(右)を、元の状態(左)と比較するとこんな感じ。

 トリガーストップの高さは減ってますが、幅は大体復活してます。それと、1stシアおよびトリガーストップとトリガーハウジングの隙間が、元はかなりスキスキなのが、小細工によってかなりタイトになっている事がわかります。
 これで、どの程度効果があるか、その効果がどれくらい持続出来るかは全くの未知数ですが、とりあえず組んだ時点では、恐らく箱出し状態のスカッとボルトが戻る状態に戻ってます。今回、前回の修理から都合100発程度でトリガーストップが再び溝に落ちた勘定になるので、さて、どれくらい保つでしょうか?

 なお、トリガーアセンブリをバラしたついでにトリガーと1stシアの接触面を軽く磨いてみました。

 左上がオリジナル、右が磨き後。シアの光ってるところから見て、やはり接触は一部だった模様。まあ、劇的に改善されるとは思ってませんが……(亜鉛合金の柔らかさから考えれば、鋼鉄のシャキシャキ感は得られないでしょう)トリガ側も、本当ならもう少し鏡面まで磨けるのでしょう(ダイキャストの金型のパーティングラインがまだ残っている)けれど、鏡面過ぎても逆効果と聞くのでとりあえずこのくらいで。
 トリガプルの調整も、今は実はテキトーに「とりあえずこれでいっか」でしか合わせてないので、これから少し突き詰めてみたいと思います。
 いずれシリンダーリリースレバーの溝(こっちも対策しないと多分ダメ)も、トリガーストップの削れも限界に達するでしょうけれど、それぞれ純正が300円と200円のパーツなので、消耗品と割り切って、限界に達するまでもう少しこのまま遊ばせてもらおうと思います。
  

Posted by 二式大型七面鳥 at 19:06Comments(0)VSR-10