2021年10月21日
マテバ トリガープル改善の為、シリンダーストップの調整
ご無沙汰です。
ハロウィンイベ終了したので、恥ずかしながら帰って参りました(爆)。
さて、アキュバレルへの換装直前で足踏みしているマテバですが、七面鳥の6mmモデル固有かも知れませんが、集弾性と並んで問題というか持病があります。
ダブルでトリガーを引くと、まれに引き始めでスタックするという悪癖です。
リンク機構の誤差やらが積み上がって、ハンドがシリンダーを押し始めるときにどっかで死点が出来るのかとも思ったのですが、試しにシリンダーを抜いてトリガー引くと、スムーズに引き切れます。
これは……と思い、注意深く観察してみると、まれに、トリガー引き始めでシリンダーストップが降りきる前にハンドがシリンダーを回し始め、双方が干渉している事がある、というのを発見しました。
製造誤差が積み上がってこのようなタイミングズレが発生している可能性もなきにしもあらずですが、どっちかというと8:2か9:1で、七面鳥がハンドをイジったことが原因でタイミングが微妙にずれている、のだと思えます。
まあ、原因が分かれば対策は可能です。
この場合、シリンダーストップが降りるタイミングをちょっとだけ早くしてやれば良い。
だったら、シリンダーストップとトリガーのかみ合いを、ちょっとだけ調整してあげれば良い。
調整と言っても、削る方向は簡単ですが、今回は構造上、盛る方向になります。
そこで、例によってアルミ薄板を貼って嵩増しをする事にしました。
アルミ片は、アルミ缶から切り出したものを使います。
0.3mmのアルミ薄板が咄嗟に出てこなかったのも理由ですが、0.3mmだと厚すぎるかも、という事で、0.1mm前後のアルミ缶がよいかと。
それで、前から思っていたのですが、アルミ缶のアルミは、中身の液体の保護のため、アルミの裏表を樹脂でコートしてあって、これが瞬間接着剤使用に際しくっつきづらい方向に作用しているのではないかと。
なので、作業前に紙やすりで片面だけ樹脂層を紙やすり(耐水ペーパー)で削っておきました。反対面はトリガーとの摩擦面になるので、むしろ樹脂があった方が良いかと思い、残してます。
幅をあわせて切り出したアルミ片を形状に合わせて曲げながら瞬着で貼り付け、貼り付いたことを確認したら一旦組んでみて作動確認します。
どうも、形状がよくなくて、シリンダーストップが逃げて作動しない(トリガーに引き下ろされる動きに追従する以前に、銃の前側に滑って行ってしまう)ので、一旦外して、ヤスリで慎重に接触面を削って調整します(銃に対し、接触面が後ろ下がりだから滑るのだと推定、前下がりになるように調整)。
※写真は調整前。
二度ほど調整し、どうやら問題無く作動するようになったと思ったのでサイドパネルを閉じて、数回ドライファイアしてみます。
ハンマーレストだとシリンダーの固定に少々遊びがありますが、ハンマーレスト直前は、ハンドの押し上げとシリンダーストップで力が相殺した状態なので(ハンマーレストというかトリガーが戻っていると、ハンドも開放されている)、シリンダーの遊びはほとんど無く、この部分による集弾性の影響は、あまり神経質にならなくてよいようです。
これで、シルキースムーズとは言いませんが、スタックする癖は解消されましたし、マルイのガスのパイソンにちょっと劣る(トリガーストロークとトリガープルが、ちょっと長く、ちょっと重い)程度にはなったので、まあ合格でしょう。
これで、アキュバレルを装備すれば、今度こそみん森さんのエアコキ戦のハンドガン戦で必中を決められるかも知れません。
さて、11/21のみん森さんエアコキ戦に向けて、在宅勤務で鈍った体を少しは動くようにしておかないと……
ハロウィンイベ終了したので、恥ずかしながら帰って参りました(爆)。
さて、アキュバレルへの換装直前で足踏みしているマテバですが、七面鳥の6mmモデル固有かも知れませんが、集弾性と並んで問題というか持病があります。
ダブルでトリガーを引くと、まれに引き始めでスタックするという悪癖です。
リンク機構の誤差やらが積み上がって、ハンドがシリンダーを押し始めるときにどっかで死点が出来るのかとも思ったのですが、試しにシリンダーを抜いてトリガー引くと、スムーズに引き切れます。
これは……と思い、注意深く観察してみると、まれに、トリガー引き始めでシリンダーストップが降りきる前にハンドがシリンダーを回し始め、双方が干渉している事がある、というのを発見しました。
製造誤差が積み上がってこのようなタイミングズレが発生している可能性もなきにしもあらずですが、どっちかというと8:2か9:1で、七面鳥がハンドをイジったことが原因でタイミングが微妙にずれている、のだと思えます。
まあ、原因が分かれば対策は可能です。
この場合、シリンダーストップが降りるタイミングをちょっとだけ早くしてやれば良い。
だったら、シリンダーストップとトリガーのかみ合いを、ちょっとだけ調整してあげれば良い。
調整と言っても、削る方向は簡単ですが、今回は構造上、盛る方向になります。
そこで、例によってアルミ薄板を貼って嵩増しをする事にしました。
アルミ片は、アルミ缶から切り出したものを使います。
0.3mmのアルミ薄板が咄嗟に出てこなかったのも理由ですが、0.3mmだと厚すぎるかも、という事で、0.1mm前後のアルミ缶がよいかと。
それで、前から思っていたのですが、アルミ缶のアルミは、中身の液体の保護のため、アルミの裏表を樹脂でコートしてあって、これが瞬間接着剤使用に際しくっつきづらい方向に作用しているのではないかと。
なので、作業前に紙やすりで片面だけ樹脂層を紙やすり(耐水ペーパー)で削っておきました。反対面はトリガーとの摩擦面になるので、むしろ樹脂があった方が良いかと思い、残してます。
幅をあわせて切り出したアルミ片を形状に合わせて曲げながら瞬着で貼り付け、貼り付いたことを確認したら一旦組んでみて作動確認します。
どうも、形状がよくなくて、シリンダーストップが逃げて作動しない(トリガーに引き下ろされる動きに追従する以前に、銃の前側に滑って行ってしまう)ので、一旦外して、ヤスリで慎重に接触面を削って調整します(銃に対し、接触面が後ろ下がりだから滑るのだと推定、前下がりになるように調整)。
※写真は調整前。
二度ほど調整し、どうやら問題無く作動するようになったと思ったのでサイドパネルを閉じて、数回ドライファイアしてみます。
ハンマーレストだとシリンダーの固定に少々遊びがありますが、ハンマーレスト直前は、ハンドの押し上げとシリンダーストップで力が相殺した状態なので(ハンマーレストというかトリガーが戻っていると、ハンドも開放されている)、シリンダーの遊びはほとんど無く、この部分による集弾性の影響は、あまり神経質にならなくてよいようです。
これで、シルキースムーズとは言いませんが、スタックする癖は解消されましたし、マルイのガスのパイソンにちょっと劣る(トリガーストロークとトリガープルが、ちょっと長く、ちょっと重い)程度にはなったので、まあ合格でしょう。
これで、アキュバレルを装備すれば、今度こそみん森さんのエアコキ戦のハンドガン戦で必中を決められるかも知れません。
さて、11/21のみん森さんエアコキ戦に向けて、在宅勤務で鈍った体を少しは動くようにしておかないと……
Posted by 二式大型七面鳥 at 20:35│Comments(0)
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