七面鳥野郎の暫定日記

　ポリスリボルバーの続きです。
　とりあえず、現状。こんな感じ。

　正常な状態は、よそのサイト探すとごくまれにありますが、無断転載はモラル的にアレなので、許可申請中。
　なお、ハンマーの折れたところの厚みは……

　あー、流石に厚みが2mm切ってると色々キツいな……修理的に。

　ざっと見たところ、ハンマーリリース時、スプリングの反力が、ハンマー上部→下部右側の薄い部分→下部の左側端→別パーツのインパクトプレート→放出バルブ先端、と左右にねじれて伝わるので、そりゃ弱いところに疲労が溜まるわなと。亜鉛合金は衝撃や曲げに弱い印象があるので（コクサイのスーパーウェポンシリーズで勉強しました、高い授業料払って）、材質変えて再生産してくれないかな……

　とりあえず、作動しなくてもいいから、形だけ何とかなるように、ハンマーをハンマーピンに固定出来るようにだけ考えてみるか……

※追記：
記事書いてから写真見直してて思ったんですが、ガスルートを右側パネル側にオフセットして、ハンマー下部が左側を通るようにすれば、力の左右ねじれがかなり解消されて、力的にはもっと楽だったんじゃないかな……組み立て的にはちょっと難易度上がりますが（ガスルート外さないとハンマー外せなくなる）。
　……あ、ハンマースプリングが最初から下部にかかってれば問題無いのか。スペース無さそうだけど。

※追記２：
　転載許可を戴いたので、正常なポリスリボルバーの同部分写真を掲載します。


　元写真は、「ジョー・ヒタギの止り木」さんの、【マルシン】ガスが入らなくなったポリスリボルバーの修理　ついでにホップアップを無効化【ガスリボルバー】

から戴きました。

　こうして比べると、ハンマー下部というか軸穴含めた下半分が失われ、ついでに小さなコイルスプリングも失われてる事が分かります。
　ハンマーは、シングルでは下端でトリガーをすくい上げ、ダブルでは銀色のパーツ経由でコッキングされる事も分かります。
　トリガーは、後方の銀色のパーツがスライドする事でトリガースプリング反力を受ける＆ハンマーをコック＆リリースする、ようですね。
　この条件をクリアする構造を再現出来れば再生出来るのでしょうけれど……難易度高すぎ。
　あと、ハンマースプリングの下端がどこにかかってるのかもよく分かりません……
　やっぱ、ハンマーがオクに出品されるor再生されるのを気長に待つしか無いか……
　なお、ハンマー切断面にいくつか巣というか光ってるところが見えるのが気になってます。亜鉛合金の溶かし込み不良か？