2018年10月13日
PSG-1ホップ改修作戦-その12-G-HOP谷押しパーツ改2
本日試射調整した谷押しパーツの改良型(精度向上型)につきまして。
まずは写真をご覧下さい。
上が以前に一応の完成をみた、谷押しパーツとアーム、下が今回搭載した谷押しパーツ改(高精度版)とアームです。
一見して、本来の押しゴムを受ける部分が無いのが分かるかと思います。
今回、思い切ってその部分を切り落とし、厚みを調整した平ゴムで置き換えました。
図にするとこんな感じ。
○ピンクはHOP最弱、黄色は最強を模したアーム位置。アームの可動範囲は先端で約1.5mm
○アームの下は、上から、押しゴム(グレー)・押しパーツ(アルミ:薄いグレー プラ棒:赤ハッチング)・チャンバゴム(グレー)・G-HOPのスピンシート(赤)
Nazgulさんがよく指摘されている、押しゴムのシーソー現象をキャンセルし、エレベータHOPに最も簡単に近づける(ただし、アーム自体が弧を描く為、当然押しゴムも垂直移動はしない)、最も安上がりで簡単な方法であるかと思います。一番乱暴な方法とも言いますが。
ゴムはホームセンターで手に入る、普通の1mm厚のゴムシートをPSG-1用は二枚重ねて瞬着で固定、FA-MAS用は同様に1mmと0.5mmを接着した……と思います(※これについては後述)。また、長さ(5mm)と、特に幅はきっちり3.8mmになるように数回切り出し直してます。これは、長さはともかく幅はチャンバパーツの左右の壁にきっかり収まり、バレル軸に対し押しパーツが左右にずれたりねじれ方向になったりするのを抑える為です。
押しパーツ自体も、前回のプラ削り出しから、0.3mmアルミに1mm角の三角プラ棒を底辺で接着して作ってます。
七面鳥は、エアガンに限らず何かを改造する時は、基本的に「オリジナルに戻せる」「簡単に手に入る素材を(工夫して)使う」をモットーとしてます。なので、アームを削るのはポリシーに反する訳ですが、ここは効果とトレードオフで。
また、前述の図はPSG-1を採寸したものですが、FA-MASはチャンバーのプラ部分の厚み(図で2.0mmの部分)が約1.3mmしかありませんでした。なので、PSG-1で使用したフラットな押しパーツにゴムを追加して作った押しパーツ(厚みが足りないと思えたので急遽ゴムを貼り足したのだが、厚みが全体で3.4mmもあった)を使用した前回夏前の試射では、バレル内への突出が大きすぎて兆鬼HOP&糞詰まりで初速ガタ落ちになる訳です。
また、PSG-1ではHOP最強で図のようにアームとチャンバがツライチになるようなのですが、FA-MASではどうもそうならないようで、その為に今回は3回ほど現合で押しゴムの厚みを調整してます(なので、何を何枚貼ったか良くわからなくなった)。なお、アーム~押しゴム~押しパーツ間は両面テープで貼り付けてます。これは、アームからパーツが外れて欲しくない半面、バレルの穴位置との兼ね合いで若干のズレは許容したい、その為には両面テープの接着力が丁度よいと考えた為です。
これでPSG-1もFA-MASも、かなり満足のいく結果が得られました。これ以上は硬度を調整したゴム材を使ったり、押しゴムやパッキンの形状を突き詰めたりしていく必要があるでしょうけれど、もうその領域は素人が「手に入る素材」で手作業で出来る範囲を超えます。費用(作業工数等含む)対効果的には、いい線と言えるのではないかと、自己満足しております。
追記:
ちなみに純正状態を図示すると多分こんな感じ。
押しゴムの寸法は図示してませんが約3mm、図では真円ですが実際は潰れているはずです。
この構造、量産品かつ効果対費用を考えると本当によく出来てると思います。
まずは写真をご覧下さい。
上が以前に一応の完成をみた、谷押しパーツとアーム、下が今回搭載した谷押しパーツ改(高精度版)とアームです。
一見して、本来の押しゴムを受ける部分が無いのが分かるかと思います。
今回、思い切ってその部分を切り落とし、厚みを調整した平ゴムで置き換えました。
図にするとこんな感じ。
○ピンクはHOP最弱、黄色は最強を模したアーム位置。アームの可動範囲は先端で約1.5mm
○アームの下は、上から、押しゴム(グレー)・押しパーツ(アルミ:薄いグレー プラ棒:赤ハッチング)・チャンバゴム(グレー)・G-HOPのスピンシート(赤)
Nazgulさんがよく指摘されている、押しゴムのシーソー現象をキャンセルし、エレベータHOPに最も簡単に近づける(ただし、アーム自体が弧を描く為、当然押しゴムも垂直移動はしない)、最も安上がりで簡単な方法であるかと思います。一番乱暴な方法とも言いますが。
ゴムはホームセンターで手に入る、普通の1mm厚のゴムシートをPSG-1用は二枚重ねて瞬着で固定、FA-MAS用は同様に1mmと0.5mmを接着した……と思います(※これについては後述)。また、長さ(5mm)と、特に幅はきっちり3.8mmになるように数回切り出し直してます。これは、長さはともかく幅はチャンバパーツの左右の壁にきっかり収まり、バレル軸に対し押しパーツが左右にずれたりねじれ方向になったりするのを抑える為です。
押しパーツ自体も、前回のプラ削り出しから、0.3mmアルミに1mm角の三角プラ棒を底辺で接着して作ってます。
七面鳥は、エアガンに限らず何かを改造する時は、基本的に「オリジナルに戻せる」「簡単に手に入る素材を(工夫して)使う」をモットーとしてます。なので、アームを削るのはポリシーに反する訳ですが、ここは効果とトレードオフで。
また、前述の図はPSG-1を採寸したものですが、FA-MASはチャンバーのプラ部分の厚み(図で2.0mmの部分)が約1.3mmしかありませんでした。なので、PSG-1で使用したフラットな押しパーツにゴムを追加して作った押しパーツ(厚みが足りないと思えたので急遽ゴムを貼り足したのだが、厚みが全体で3.4mmもあった)を使用した前回夏前の試射では、バレル内への突出が大きすぎて兆鬼HOP&糞詰まりで初速ガタ落ちになる訳です。
また、PSG-1ではHOP最強で図のようにアームとチャンバがツライチになるようなのですが、FA-MASではどうもそうならないようで、その為に今回は3回ほど現合で押しゴムの厚みを調整してます(なので、何を何枚貼ったか良くわからなくなった)。なお、アーム~押しゴム~押しパーツ間は両面テープで貼り付けてます。これは、アームからパーツが外れて欲しくない半面、バレルの穴位置との兼ね合いで若干のズレは許容したい、その為には両面テープの接着力が丁度よいと考えた為です。
これでPSG-1もFA-MASも、かなり満足のいく結果が得られました。これ以上は硬度を調整したゴム材を使ったり、押しゴムやパッキンの形状を突き詰めたりしていく必要があるでしょうけれど、もうその領域は素人が「手に入る素材」で手作業で出来る範囲を超えます。費用(作業工数等含む)対効果的には、いい線と言えるのではないかと、自己満足しております。
追記:
ちなみに純正状態を図示すると多分こんな感じ。
押しゴムの寸法は図示してませんが約3mm、図では真円ですが実際は潰れているはずです。
この構造、量産品かつ効果対費用を考えると本当によく出来てると思います。