2018年05月24日
「鉄のクラウスは.44マグナムを片手で撃つ」
という訳で。
ヤフオクでポチっちゃいました。
だって、ブローバックが送料込み9k円未満だったんですもの。
向こう二月のお小遣いがパ~です。
でも後悔してません。
いや実際箱付き取説付き、当時のカタログとターゲット用紙付き、条件良い物件ですよね。
8mmなんでゲームには使えないですけどね。
あと、これはクリント1の黒で、少佐が撃ってたのはオリジナルバレル長のステンレスモデル(MGCの金属モデルガンがベースらしいです)ですが。
つかNATOの万年少佐知ってる人、これ読んでくれてる人のウチにどれくらい居るのかな?
……にしても、ゲームに使えない8mm銃が増えていく……
ヤフオクでポチっちゃいました。
だって、ブローバックが送料込み9k円未満だったんですもの。
向こう二月のお小遣いがパ~です。
でも後悔してません。
いや実際箱付き取説付き、当時のカタログとターゲット用紙付き、条件良い物件ですよね。
8mmなんでゲームには使えないですけどね。
あと、これはクリント1の黒で、少佐が撃ってたのはオリジナルバレル長のステンレスモデル(MGCの金属モデルガンがベースらしいです)ですが。
つかNATOの万年少佐知ってる人、これ読んでくれてる人のウチにどれくらい居るのかな?
……にしても、ゲームに使えない8mm銃が増えていく……
2018年05月24日
PSG-1ホップ改修作戦-その4-新品ホップの弾道
2018年05月22日
PSG-1ホップ改修作戦-余談「俺はPSG-1が好きなの!」-
いやもう、タイトルで終わってますが。
読み直すと割とゴーマンかましてる気もするので、気になる方いらしたら、先に謝っておきます。すみません。
七面鳥がサバゲを始めた昨年夏頃。秋葉のECHIGOYAさんでアイテム物色していた時、店員さんと相談しながら色々銃を選んでるオジサンがいらっしゃいました。
オジサンっても、七面鳥より少し年下かな?&七面鳥よりお金廻り良さそうだな、って身なりの方でした。
で。たまたま最後まで見れたのですが、その方が選んだのは結局新品のPSG-1。うれしいやら何やら……その方は七面鳥と同じPSG-1大好きオジサンだったのかも知れませんし、ただ単に一番見栄えのする銃を選んだだけかも知れません。そもそもサバゲに使うのかどうかも分からないですが……大事にしてもらえると良いな。
PSG-1は、七面鳥は今更いうまでも無く大好きですが、ネットではいわれ無き(とも言い切れないけど)悪口が蔓延しているように思います。
でもでも。
首が弱い(実は弱いのは首だけじゃない)のは事実ですが、良く聞かれる「バレルが長すぎてシリンダ容量が足りない」ってのは本当なのでしょうか……。
という訳で、検証してみます。
ネットで当たったところ、通常はマルイのフルサイズシリンダ容量は約27cc、穴あきの加速シリンダーでも17ccあると聞きます。
これに対し、バレル内部空間は、0.3×0.3×3.14×59.0=16.7cc。
ほら。
この計算、補正係数を掛けるという話もネットで見ました。大体0.6掛けみたいですが、27×0.6=16.2、実際にはPSG-1は専用シリンダでもっと容量多い(容量の資料は見付けられなかった……)と言う事ですから、係数掛けても容量不足には当たらないと言えるのではないでしょうか。
あと、空気には慣性がありますから、実際には容量が多少足りなくても高圧部分がバレル内を伝播してBB弾を押し出すはずです(実験してないので不確かですが)。レシプロ機関で言う慣性過給とか等長集合排気管の脈動効果とかのソレです(排気脈動は音速だからホントはちょっと違いますが)。
という訳で、シリンダ容量がバレル比で足りないというのはダウトだと判定してよろしいかと。
狙撃銃のくせに当たらないとも言われますが、七面鳥調べで新品相当で40m先の20cm角標的に8割当てられましたし、箱出しならこんなもん、というか量産エア電動ガンである限りこんなもんじゃないですか?つか基本構造同じなら精度も似たようなもんにしかならないでしょう。
長すぎて取り回しが悪いとか、セミオンリーで燃費が悪いとかも言われますが、そりゃ実銃がそうなんだから仕方ないでしょう。
つか、「細けぇ事は良いんだよ!カッコイイは正義なんだよ!」ってのが七面鳥の本音だったりします(笑)
ま、それだけだとアレなので、「実力もちゃんとイケてるんだ!」を証明すべく色々(お金掛けずに)やってみてる訳です。
読み直すと割とゴーマンかましてる気もするので、気になる方いらしたら、先に謝っておきます。すみません。
七面鳥がサバゲを始めた昨年夏頃。秋葉のECHIGOYAさんでアイテム物色していた時、店員さんと相談しながら色々銃を選んでるオジサンがいらっしゃいました。
オジサンっても、七面鳥より少し年下かな?&七面鳥よりお金廻り良さそうだな、って身なりの方でした。
で。たまたま最後まで見れたのですが、その方が選んだのは結局新品のPSG-1。うれしいやら何やら……その方は七面鳥と同じPSG-1大好きオジサンだったのかも知れませんし、ただ単に一番見栄えのする銃を選んだだけかも知れません。そもそもサバゲに使うのかどうかも分からないですが……大事にしてもらえると良いな。
PSG-1は、七面鳥は今更いうまでも無く大好きですが、ネットではいわれ無き(とも言い切れないけど)悪口が蔓延しているように思います。
でもでも。
首が弱い(実は弱いのは首だけじゃない)のは事実ですが、良く聞かれる「バレルが長すぎてシリンダ容量が足りない」ってのは本当なのでしょうか……。
という訳で、検証してみます。
ネットで当たったところ、通常はマルイのフルサイズシリンダ容量は約27cc、穴あきの加速シリンダーでも17ccあると聞きます。
これに対し、バレル内部空間は、0.3×0.3×3.14×59.0=16.7cc。
ほら。
この計算、補正係数を掛けるという話もネットで見ました。大体0.6掛けみたいですが、27×0.6=16.2、実際にはPSG-1は専用シリンダでもっと容量多い(容量の資料は見付けられなかった……)と言う事ですから、係数掛けても容量不足には当たらないと言えるのではないでしょうか。
あと、空気には慣性がありますから、実際には容量が多少足りなくても高圧部分がバレル内を伝播してBB弾を押し出すはずです(実験してないので不確かですが)。レシプロ機関で言う慣性過給とか等長集合排気管の脈動効果とかのソレです(排気脈動は音速だからホントはちょっと違いますが)。
という訳で、シリンダ容量がバレル比で足りないというのはダウトだと判定してよろしいかと。
狙撃銃のくせに当たらないとも言われますが、七面鳥調べで新品相当で40m先の20cm角標的に8割当てられましたし、箱出しならこんなもん、というか量産エア電動ガンである限りこんなもんじゃないですか?つか基本構造同じなら精度も似たようなもんにしかならないでしょう。
長すぎて取り回しが悪いとか、セミオンリーで燃費が悪いとかも言われますが、そりゃ実銃がそうなんだから仕方ないでしょう。
つか、「細けぇ事は良いんだよ!カッコイイは正義なんだよ!」ってのが七面鳥の本音だったりします(笑)
ま、それだけだとアレなので、「実力もちゃんとイケてるんだ!」を証明すべく色々(お金掛けずに)やってみてる訳です。
2018年05月20日
PSG-1ホップ改修作戦-その3-Gホップ(長掛けホ ップ)改修
その2でざっくり現状のデータが取れたので、やる気のあるうちにGホップ改修をやっつけてしまいます。
「旧ホップパッキンを生け贄に、Gホップを特殊召喚!」ってなもんです。やり方は基本ガンジニアさんのところのそれです。
まず、ホップ穴周辺の寸法を測っておきます。
穴は幅3.4mm、長さ5.4mm。穴を含むバレルの切り欠き(穴の左右の水平部分)全体は6.9mmでした。
これに合わせて、旧パッキンを幅5mmの短冊状に切り出しておきます。
これを、用意した瞬着で貼り付けます。
瞬着は、耐衝撃性があるというふれ込みを信じ、ロックタイトの製品を使います。
まず切り欠き部左右に高さ調整のシートを貼り、その上にホップ用シートを貼り、瞬着が硬化したら余分をそぎ落とします。
この際、恐れては居ましたがやはりバレル内側に瞬着が少し垂れたので、バレルにキズを付けないよう爪楊枝で擦ったり、最後はコンパウンドをごく少量使ってバレル内面の瞬着を除去しました。
次に、新品パッキンの内側のホップ突起を除去します。
これは、適当な鉛筆を使うと裏返しやすいと聞いたのでそのように行い、慎重にカッターで突起を削りました。
突起を削ったパッキンをバレルにかぶせ、チャンバーパーツを組んでとりあえず純正押しゴムで押してみます……あまりホップが突き出ている様子がありません。
なので、フラットに押す為の押し板を適当なプラから切り出し(幅4mm長さ5mm)、押しゴムに瞬着で付けて組んでみます……今度は押しすぎ、ゼロホップでもかなり出っ張ってます。
大急ぎでホップゴムを半分に切り、改めて押し板を接着して様子を見ます……今度は良いようです。
この状態でとりあえず銃を組み上げ、試射してみました。
ちゃんと弾出ます。詰まってません。良かった。
初速も、初速計の都合で5発しか測ってませんが0.20g弾で規制値未満に収まっています。
とりあえずはここまでは成功と言えるのでしょう。あとは、これで命中精度が出ている事を確認出来れば……次何時試射に行けるかな……
「旧ホップパッキンを生け贄に、Gホップを特殊召喚!」ってなもんです。やり方は基本ガンジニアさんのところのそれです。
まず、ホップ穴周辺の寸法を測っておきます。
穴は幅3.4mm、長さ5.4mm。穴を含むバレルの切り欠き(穴の左右の水平部分)全体は6.9mmでした。
これに合わせて、旧パッキンを幅5mmの短冊状に切り出しておきます。
これを、用意した瞬着で貼り付けます。
瞬着は、耐衝撃性があるというふれ込みを信じ、ロックタイトの製品を使います。
まず切り欠き部左右に高さ調整のシートを貼り、その上にホップ用シートを貼り、瞬着が硬化したら余分をそぎ落とします。
この際、恐れては居ましたがやはりバレル内側に瞬着が少し垂れたので、バレルにキズを付けないよう爪楊枝で擦ったり、最後はコンパウンドをごく少量使ってバレル内面の瞬着を除去しました。
次に、新品パッキンの内側のホップ突起を除去します。
これは、適当な鉛筆を使うと裏返しやすいと聞いたのでそのように行い、慎重にカッターで突起を削りました。
突起を削ったパッキンをバレルにかぶせ、チャンバーパーツを組んでとりあえず純正押しゴムで押してみます……あまりホップが突き出ている様子がありません。
なので、フラットに押す為の押し板を適当なプラから切り出し(幅4mm長さ5mm)、押しゴムに瞬着で付けて組んでみます……今度は押しすぎ、ゼロホップでもかなり出っ張ってます。
大急ぎでホップゴムを半分に切り、改めて押し板を接着して様子を見ます……今度は良いようです。
この状態でとりあえず銃を組み上げ、試射してみました。
ちゃんと弾出ます。詰まってません。良かった。
初速も、初速計の都合で5発しか測ってませんが0.20g弾で規制値未満に収まっています。
とりあえずはここまでは成功と言えるのでしょう。あとは、これで命中精度が出ている事を確認出来れば……次何時試射に行けるかな……
2018年05月19日
PSG-1ホップ改修作戦-その2-新品ノーマルホップパッキン試射結果(備忘録)
せっかくホップパッキンを新品にしたので、みん森さんで試射してきました。
いや、そもそもは今日の定例会参加しようかどうしようか迷っており、それもあって速攻でとりあえず新品にしてみたのですが。雨予報で定例会断念したけど、十分イケたじゃん……
記憶が薄れる前に記録しておかないとダメなので、とにかく備忘録としてアップします。
なお、照準は前回調整状態から不変です。これは前回との変化を見る為です。
結果を補足しますと、今回はどうホップを調整しても、前回のゼロインに合わせられませんでした。どうしても下に着弾しました。
なお、0.20gと0.25gはマルイバイオ、0.28gはギャロップのバイオです。
この結果から、ざっくり、
・新品ホップパッキンは必ずしも中古に勝るとは言えない、あるいは純正新品であってもロットによりこの程度の製品誤差がある。
・0.25gでゼロイン調整すると、0.20gでは遠距離で思いっきりホップする。
・0.28g弾は、30mで0.25gより浮かないが、40mでは相対的に2~3Mil浮いている事になる。
と言えるかと思います。
正直、スコープ調整なし、ホップ調整のみで前回ゼロインに持って行けると思ってたのですが、新品はまだなじんでいないのか、製造誤差でかかりが甘いのか、あるいは旧ホップは経年変化でホップ穴付近が伸びてよりホップの掛かりが良くなっているのか、真相は不明ですが要するにその程度の精度までしか詰めようがない、という理解になるかと思います。また、銃自体も金属と樹脂の塊ですから、気温や日射による膨張由来の変形、しかも膨張率が一定でない(例えばスコープは金属ですが銃は概ねプラ)ので必ず歪んで変形しますから、状況次第で毎回調整は必要という理解の方が良いのかもしれません。
また、純正パッキンも個体差、ロット差でこの程度の差が出ると理解した方が良いでしょう。ゴム系の製造は材料の混合・練り・成型時に必ずいろいろな誤差が積み重なりますから。
まあ、とりあえずこれで次の段階、Gホップ化の目標が出来ました。
ズバリ、「みん森レンジの30mと40mでゼロイン共用(互いの落差が20cm以内)、かつ40mで20cm角ターゲットに全弾必中」を当面の目標とします。
0.25g弾だと厳しいかもですが、0.28g弾なら行けそうな手応えも得られたし、早速Gホップ化に着手してみます。
いや、そもそもは今日の定例会参加しようかどうしようか迷っており、それもあって速攻でとりあえず新品にしてみたのですが。雨予報で定例会断念したけど、十分イケたじゃん……
記憶が薄れる前に記録しておかないとダメなので、とにかく備忘録としてアップします。
なお、照準は前回調整状態から不変です。これは前回との変化を見る為です。
結果を補足しますと、今回はどうホップを調整しても、前回のゼロインに合わせられませんでした。どうしても下に着弾しました。
なお、0.20gと0.25gはマルイバイオ、0.28gはギャロップのバイオです。
この結果から、ざっくり、
・新品ホップパッキンは必ずしも中古に勝るとは言えない、あるいは純正新品であってもロットによりこの程度の製品誤差がある。
・0.25gでゼロイン調整すると、0.20gでは遠距離で思いっきりホップする。
・0.28g弾は、30mで0.25gより浮かないが、40mでは相対的に2~3Mil浮いている事になる。
と言えるかと思います。
正直、スコープ調整なし、ホップ調整のみで前回ゼロインに持って行けると思ってたのですが、新品はまだなじんでいないのか、製造誤差でかかりが甘いのか、あるいは旧ホップは経年変化でホップ穴付近が伸びてよりホップの掛かりが良くなっているのか、真相は不明ですが要するにその程度の精度までしか詰めようがない、という理解になるかと思います。また、銃自体も金属と樹脂の塊ですから、気温や日射による膨張由来の変形、しかも膨張率が一定でない(例えばスコープは金属ですが銃は概ねプラ)ので必ず歪んで変形しますから、状況次第で毎回調整は必要という理解の方が良いのかもしれません。
また、純正パッキンも個体差、ロット差でこの程度の差が出ると理解した方が良いでしょう。ゴム系の製造は材料の混合・練り・成型時に必ずいろいろな誤差が積み重なりますから。
まあ、とりあえずこれで次の段階、Gホップ化の目標が出来ました。
ズバリ、「みん森レンジの30mと40mでゼロイン共用(互いの落差が20cm以内)、かつ40mで20cm角ターゲットに全弾必中」を当面の目標とします。
0.25g弾だと厳しいかもですが、0.28g弾なら行けそうな手応えも得られたし、早速Gホップ化に着手してみます。
2018年05月15日
PSG-1ホップ改修作戦-その1-とりあえず新品ノ ーマルにする
何度も言ってますが、七面鳥のPSG-1はリサイクル店で身請けした中古品、どうやら初期ロットのようです。
なので、ホップパッキンも恐らく前オーナーが購入した時から交換してないでしょう(つか、全ての部品が購入時のままでしょう)。
パイプホルダ周辺を補強した結果、現状でもそこそこ使える銃になったと自負してますが、そうなると欲が出るもので、射程をあと10m延ばしたい、グルーピングをあと10cm詰めたいと思ってしまいます。
となると、機関部に手を入れる気は現状無いので、いじる先はホップパッキンとなります。
で。市販品買ってきて組んでも良いのですが、その前に、現状がどれくらいヤレているかを知っておかないと、というか、そもそもの新品状態がどの程度だったかを知っておかないと、チューニング後に効果を確認したり、元に戻したりする事が出来ません(既に補強してるから完璧にオリジナルに戻る事は出来ないというのはこの際考えない事にします(笑))。
そこで。とりあえずホップパッキンを新品に交換します。……実を言うと、前回初めてみん森さんでPSG-1使って、射程と集弾性をもう少し改善したい、だったらどうするか、市販品組んでもヘソ曲がりの七面鳥的にはつまらない、ならば理論のしっかりしているガンジニアさん推奨のGホップ(長掛けホップ)だろう、という思考展開で、でもだったらまずオリジナルの性能を知っておかないとどれくらい効果が出てるのかが分からない、車だって素の状態をしゃぶり尽くしてから改造しないと、買ってすぐ改造したのでは本来の性能が出せない、どこがどう改善(or改悪)されたのかが判断出来ない、なので順番として1.オリジナル新品ホップに戻して初速と射程と集弾性計測 2.Gホップ搭載して初速と射程と集弾性計測 の二段階で進めよう、その上で次のみん森に投入しよう、と計画していたのです。
なのですが、今週末(2018/05/19)に急にみん森参戦の可能性が高まった(6月以降だと暑いわ梅雨だわ台風だわで屋外参戦する気が失せる)事もあり、だったらとりあえずホップを新品にして行ってこようと。
なので、まず現状で初速を測り直します。現状は以前に調整した適正ホップのままですので、その適正ホップと、ゼロホップの二つを計測します。その結果が次図です。計測は以前紹介したAkipiro5 Webshopの自作キット弾速計で、基本10発で計測、ただし計測ミスもあったので適正ホップは二回、さらに全データから最高と最低を除いた数値で平均を求めました。左が計測順そのまま、右が並べ替えて平均求めたモノです。
……うな?
適正ホップの方が、ゼロホップより弾速が速い?
……これは、ホップ強める=抜弾抵抗増える=初速が落ちる、という理屈では説明出来ません……
て言うか。これが流速チューンの理屈そのものですね、ホップを強くすると抜弾抵抗が増えるからピストン内圧がより高くなるまで発射されない、より高圧から加速が始まるからホップ通過時の加加速度も大きく、結果として初速もホップもノーマルより強くなるという。なんだ、ノーマルでも同じ現象起こるんじゃないですか。
さて、現状の初速を計測したところで、ホップパッキンを交換します。
PSG-1は分解は非常に簡単なので、ネットに散見される分解組み立て取説に従えば軽くバレル抜くまでたどり着けます。パッキンの交換も難しい所はまるでありません。
ちなみに新品パッキンはECHIGOYA秋葉原店の店頭で購入したモノです。
取り外した現状の中古パッキンと、これから取り付ける新品パッキンを比較します。……中古の方ピンぼけちゃいましたね……
現状品はホップ押しパーツの跡がくっきりですが、それ以外はあまり違いが無いように見えます。
ホップを交換後に計測した結果が次図です。計測方法、並び順は前出と同じ。
新品の方が現状中古より初速が速いですが、誤差範囲とも言えますね……初速に関する限り、マルイの製品は経年劣化が非常に少ないと言えるのかも知れません。もしかしたら、七面鳥のPSG-1は前オーナーがあまり撃ってなかっただけかも知れませんが……
さて、これで基礎データは取れたから、あとは屋外で集弾性のデータを取ったらGホップ搭載に挑戦しますか……
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なので、ホップパッキンも恐らく前オーナーが購入した時から交換してないでしょう(つか、全ての部品が購入時のままでしょう)。
パイプホルダ周辺を補強した結果、現状でもそこそこ使える銃になったと自負してますが、そうなると欲が出るもので、射程をあと10m延ばしたい、グルーピングをあと10cm詰めたいと思ってしまいます。
となると、機関部に手を入れる気は現状無いので、いじる先はホップパッキンとなります。
で。市販品買ってきて組んでも良いのですが、その前に、現状がどれくらいヤレているかを知っておかないと、というか、そもそもの新品状態がどの程度だったかを知っておかないと、チューニング後に効果を確認したり、元に戻したりする事が出来ません(既に補強してるから完璧にオリジナルに戻る事は出来ないというのはこの際考えない事にします(笑))。
そこで。とりあえずホップパッキンを新品に交換します。……実を言うと、前回初めてみん森さんでPSG-1使って、射程と集弾性をもう少し改善したい、だったらどうするか、市販品組んでもヘソ曲がりの七面鳥的にはつまらない、ならば理論のしっかりしているガンジニアさん推奨のGホップ(長掛けホップ)だろう、という思考展開で、でもだったらまずオリジナルの性能を知っておかないとどれくらい効果が出てるのかが分からない、車だって素の状態をしゃぶり尽くしてから改造しないと、買ってすぐ改造したのでは本来の性能が出せない、どこがどう改善(or改悪)されたのかが判断出来ない、なので順番として1.オリジナル新品ホップに戻して初速と射程と集弾性計測 2.Gホップ搭載して初速と射程と集弾性計測 の二段階で進めよう、その上で次のみん森に投入しよう、と計画していたのです。
なのですが、今週末(2018/05/19)に急にみん森参戦の可能性が高まった(6月以降だと暑いわ梅雨だわ台風だわで屋外参戦する気が失せる)事もあり、だったらとりあえずホップを新品にして行ってこようと。
なので、まず現状で初速を測り直します。現状は以前に調整した適正ホップのままですので、その適正ホップと、ゼロホップの二つを計測します。その結果が次図です。計測は以前紹介したAkipiro5 Webshopの自作キット弾速計で、基本10発で計測、ただし計測ミスもあったので適正ホップは二回、さらに全データから最高と最低を除いた数値で平均を求めました。左が計測順そのまま、右が並べ替えて平均求めたモノです。
……うな?
適正ホップの方が、ゼロホップより弾速が速い?
……これは、ホップ強める=抜弾抵抗増える=初速が落ちる、という理屈では説明出来ません……
て言うか。これが流速チューンの理屈そのものですね、ホップを強くすると抜弾抵抗が増えるからピストン内圧がより高くなるまで発射されない、より高圧から加速が始まるからホップ通過時の加加速度も大きく、結果として初速もホップもノーマルより強くなるという。なんだ、ノーマルでも同じ現象起こるんじゃないですか。
さて、現状の初速を計測したところで、ホップパッキンを交換します。
PSG-1は分解は非常に簡単なので、ネットに散見される分解組み立て取説に従えば軽くバレル抜くまでたどり着けます。パッキンの交換も難しい所はまるでありません。
ちなみに新品パッキンはECHIGOYA秋葉原店の店頭で購入したモノです。
取り外した現状の中古パッキンと、これから取り付ける新品パッキンを比較します。……中古の方ピンぼけちゃいましたね……
現状品はホップ押しパーツの跡がくっきりですが、それ以外はあまり違いが無いように見えます。
ホップを交換後に計測した結果が次図です。計測方法、並び順は前出と同じ。
新品の方が現状中古より初速が速いですが、誤差範囲とも言えますね……初速に関する限り、マルイの製品は経年劣化が非常に少ないと言えるのかも知れません。もしかしたら、七面鳥のPSG-1は前オーナーがあまり撃ってなかっただけかも知れませんが……
さて、これで基礎データは取れたから、あとは屋外で集弾性のデータを取ったらGホップ搭載に挑戦しますか……
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2018年05月13日
スパークリングエアーガンByクラウンモデル@2018静岡ホビーショー
静岡ホビーショー行ってきました。
マルイさんのレポはあっちこっちで見るので、七面鳥的にはこちらを。
クラウンモデルさんで開発中のスパークリングエアーガン。BB弾発射と同時に火薬が鳴る仕掛け。
古くはコクサイのスーパーウェポンシリーズなんてのがありましたが、七面鳥はXM177とM700BDLを買って、M16は発火と同時にフォアグリップが破断して吹っ飛び、M700はコッキングレバーとエアシリンダーを繋ぐ亜鉛合金部品にすぐにクラックが入って作動不能になりました。
思えば、アレが七面鳥に部品の強度確保に対する基本概念を叩き込んだ気がします、反面教師として(笑)。
それはともかくクラウンモデルさんのこれ。
展示品もサンプル動画も右側面の画像が出てませんが、実用新案出願中と言う事で見せてないのでしょう。
けれど、七面鳥は、スタップの好意でその部分を見せて頂きました。写真はNGでしたが……(でも、恐らく業者展示日に写真撮って公開されてる方のサイトがありました、リンク許可取ってないので興味あれば「スパークリングエアーガン」で検索してみてください)。
要は、ハンマー→バレルの軸線上とは別に火薬を叩く部品を追加してあって、シリンダーのカートとカートの間にあるキャップ火薬を叩く、と言う構造。
この写真で錆の出たファイアリングピンがフレーム横にあるのが確認出来ます。錆びてるのは発火した証拠。
軸線上に火薬がないのは、それだと銃刀法上はモデルガン扱いとなりバレルにインサートが必要になるからだそうです。
この構造だと、スピードローダーで一発、とは行かないかもですが(あるいは専用品も開発中か?)弾が出るのと鳴るのが同時のガンは久しぶりです。
ゲームで使うのはいろんな意味でどうかと思いますが、七面鳥は激しく欲しくあります。
マルイさんのレポはあっちこっちで見るので、七面鳥的にはこちらを。
クラウンモデルさんで開発中のスパークリングエアーガン。BB弾発射と同時に火薬が鳴る仕掛け。
古くはコクサイのスーパーウェポンシリーズなんてのがありましたが、七面鳥はXM177とM700BDLを買って、M16は発火と同時にフォアグリップが破断して吹っ飛び、M700はコッキングレバーとエアシリンダーを繋ぐ亜鉛合金部品にすぐにクラックが入って作動不能になりました。
思えば、アレが七面鳥に部品の強度確保に対する基本概念を叩き込んだ気がします、反面教師として(笑)。
それはともかくクラウンモデルさんのこれ。
展示品もサンプル動画も右側面の画像が出てませんが、実用新案出願中と言う事で見せてないのでしょう。
けれど、七面鳥は、スタップの好意でその部分を見せて頂きました。写真はNGでしたが……(でも、恐らく業者展示日に写真撮って公開されてる方のサイトがありました、リンク許可取ってないので興味あれば「スパークリングエアーガン」で検索してみてください)。
要は、ハンマー→バレルの軸線上とは別に火薬を叩く部品を追加してあって、シリンダーのカートとカートの間にあるキャップ火薬を叩く、と言う構造。
この写真で錆の出たファイアリングピンがフレーム横にあるのが確認出来ます。錆びてるのは発火した証拠。
軸線上に火薬がないのは、それだと銃刀法上はモデルガン扱いとなりバレルにインサートが必要になるからだそうです。
この構造だと、スピードローダーで一発、とは行かないかもですが(あるいは専用品も開発中か?)弾が出るのと鳴るのが同時のガンは久しぶりです。
ゲームで使うのはいろんな意味でどうかと思いますが、七面鳥は激しく欲しくあります。