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二式大型七面鳥
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2018年05月15日

PSG-1ホップ改修作戦-その1-とりあえず新品ノ ーマルにする

 何度も言ってますが、七面鳥のPSG-1はリサイクル店で身請けした中古品、どうやら初期ロットのようです。
 なので、ホップパッキンも恐らく前オーナーが購入した時から交換してないでしょう(つか、全ての部品が購入時のままでしょう)。
 パイプホルダ周辺を補強した結果、現状でもそこそこ使える銃になったと自負してますが、そうなると欲が出るもので、射程をあと10m延ばしたい、グルーピングをあと10cm詰めたいと思ってしまいます。
 となると、機関部に手を入れる気は現状無いので、いじる先はホップパッキンとなります。
 で。市販品買ってきて組んでも良いのですが、その前に、現状がどれくらいヤレているかを知っておかないと、というか、そもそもの新品状態がどの程度だったかを知っておかないと、チューニング後に効果を確認したり、元に戻したりする事が出来ません(既に補強してるから完璧にオリジナルに戻る事は出来ないというのはこの際考えない事にします(笑))。
 そこで。とりあえずホップパッキンを新品に交換します。……実を言うと、前回初めてみん森さんでPSG-1使って、射程と集弾性をもう少し改善したい、だったらどうするか、市販品組んでもヘソ曲がりの七面鳥的にはつまらない、ならば理論のしっかりしているガンジニアさん推奨のGホップ(長掛けホップ)だろう、という思考展開で、でもだったらまずオリジナルの性能を知っておかないとどれくらい効果が出てるのかが分からない、車だって素の状態をしゃぶり尽くしてから改造しないと、買ってすぐ改造したのでは本来の性能が出せない、どこがどう改善(or改悪)されたのかが判断出来ない、なので順番として1.オリジナル新品ホップに戻して初速と射程と集弾性計測 2.Gホップ搭載して初速と射程と集弾性計測 の二段階で進めよう、その上で次のみん森に投入しよう、と計画していたのです。
 なのですが、今週末(2018/05/19)に急にみん森参戦の可能性が高まった(6月以降だと暑いわ梅雨だわ台風だわで屋外参戦する気が失せる)事もあり、だったらとりあえずホップを新品にして行ってこようと。
 
 なので、まず現状で初速を測り直します。現状は以前に調整した適正ホップのままですので、その適正ホップと、ゼロホップの二つを計測します。その結果が次図です。計測は以前紹介したAkipiro5 Webshopの自作キット弾速計で、基本10発で計測、ただし計測ミスもあったので適正ホップは二回、さらに全データから最高と最低を除いた数値で平均を求めました。左が計測順そのまま、右が並べ替えて平均求めたモノです。


 ……うな?
 適正ホップの方が、ゼロホップより弾速が速い?
 ……これは、ホップ強める=抜弾抵抗増える=初速が落ちる、という理屈では説明出来ません……
 て言うか。これが流速チューンの理屈そのものですね、ホップを強くすると抜弾抵抗が増えるからピストン内圧がより高くなるまで発射されない、より高圧から加速が始まるからホップ通過時の加加速度も大きく、結果として初速もホップもノーマルより強くなるという。なんだ、ノーマルでも同じ現象起こるんじゃないですか。

 さて、現状の初速を計測したところで、ホップパッキンを交換します。
 PSG-1は分解は非常に簡単なので、ネットに散見される分解組み立て取説に従えば軽くバレル抜くまでたどり着けます。パッキンの交換も難しい所はまるでありません。
 ちなみに新品パッキンはECHIGOYA秋葉原店の店頭で購入したモノです。
 取り外した現状の中古パッキンと、これから取り付ける新品パッキンを比較します。……中古の方ピンぼけちゃいましたね……


 現状品はホップ押しパーツの跡がくっきりですが、それ以外はあまり違いが無いように見えます。
 ホップを交換後に計測した結果が次図です。計測方法、並び順は前出と同じ。


 新品の方が現状中古より初速が速いですが、誤差範囲とも言えますね……初速に関する限り、マルイの製品は経年劣化が非常に少ないと言えるのかも知れません。もしかしたら、七面鳥のPSG-1は前オーナーがあまり撃ってなかっただけかも知れませんが……

 さて、これで基礎データは取れたから、あとは屋外で集弾性のデータを取ったらGホップ搭載に挑戦しますか……
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Posted by 二式大型七面鳥 at 21:43Comments(0)PSG-1初速