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二式大型七面鳥
二式大型七面鳥

2017年10月15日

マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)

マルイPSG-1首回りDIY補強(前編)
マルイPSG-1首回りDIY補強(後編)
マルイPSG-1首回りDIY補強(思わぬ補修とモデファイ)
の続きになります。

 さて、一応補強と補修が済んだので試射してみます。
 と言っても七面鳥の手元では射程7mが限界、取説によると射程15m以下では着弾点と狙点の視差が無視出来ないとあります。まあ、実際過去の経験から分かっては居ますが……
 で。
 補強の効果を確認する為、依託射撃で、
・マガジン部で依託(首より前に負担がかからない)
・ハンドガード先端で依託(負荷が最大)
・レール取り付け部で依託(バイポッド使用時を想定)
の三つを試してみます。
※レール取り付け部=ハンドガードとパイプホルダの接合点=バイポッド取り付け想定位置
 その結果なのですが……あ、ターゲットは手作りで、点線間隔は1cm、本来A3でプリントする予定のものをA4で出しているので上下左右の数字は倍になってます。粗点は中央です。
 スコープは左右はおおざっぱにセンター出してますが上下は一番下狙いにしてます。
↓マガジン部で依託
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)

↓先端で依託
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)

↓レール部で依託
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)


 ……
 ……あれだけやって、効果これだけ?
いや実際、ちょっと愕然としましたよ、マガジン依託の次に先端依託の初弾着弾時。ダメじゃん、ダメダメじゃん、ってなもんで。
 試しにシッティングで、ハンドガード一番手元を把持して非依託射撃するとこんな感じ。
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)

レールと手持ちで少し着弾が左に流れているのは、スコープ調整不良と七面鳥の癖と両方でしょう。後述しますがスコープの取り付けに問題も見つかってます。
 まとめると、粗点に対してざっくり、
・マガジン依託:-5cm
・手持ち   :-4cm
・レール依託 :-3cm
・先端依託  :-2cm
着弾点が上がっている事になります。
 PSG-1のインナーバレルはおよそ600mmですから、非常に概算ですが、マガジン依託に対し、先端依託ではインナーバレル端で最大3mm程度マズルが上に移動している計算になりますか。七面鳥の腕で当たるかは別にして、射程35mで着弾点が15cmもずれる計算になります。
 こりゃたまらんです。
 ショックのあまりバレル握って振り回してみると(いや実際は振り回してはいないですが)、首元はかなり剛性改善されてますが、明らかにその後ろで歪みます。
 具体的には、スコープを握ってフレーム先端を押してみる(スコープとフレームが開く方向に力をかける)と、少し開く(ゆがむ)のが明確に分かります。
 ……これだ。やはり危惧していたとおり、フレーム自体の剛性も不足してます。いや、フレーム単体では十分剛性あるのでしょうが、前後端に荷重がかかる想定が甘かったのでしょう。
 これを改善するには、(外見を変えない条件では)背骨を通す以外に方法はありません。が、それをやるとコッキングハンドルが不動になる……ロマン銃としてはなかなか悩ましい所です。
 とりあえず、ハンドガード一番手前であれば着弾点のズレは最小である事は分かりましたので、もう大慌てでピカティニレールを後ろにずらします。
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)

 この位置は亜鉛合金の純正レールが無いので剛性に不安がありますし、リブやらボルトやらがあって面倒な位置ですが、もう勢いに任せてエポキシ接着剤を併用して固定します(写真後ろの長いボルトは位置決め用)。
 なお、スコープを掴んだ時にスコープの取り付けにガタがあるのを発見。マウント金具とレシーバ上部の受け(この辺もパーツリストではアセンブリなので名称詳細不明)との間に微妙なガタがあるのですが、ボルトはキチンと締まっている……はて?締め付けた状態でマウントがレシーバ上部を押さえる構造になってますが押さえ切れていません。あり得るのは、受け側とマウント側で若干誤差があって、マウントが浮いてしまっている?
 とりあえずの対策として、マウントの足側にハーネステープを三枚重ねで貼ってみます。
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)

 これで取り付け直すと、おお、しっかり固定されました。
 
 さて、これで再度サイトの調整して試射してみるわけですが……実を言うと現在進行形でエポキシ練りながらBlig書いてたりするので、エポキシ完全硬化後に結果は追記予定です。

 あと、余談ですが、剛性による着弾点の狂いはともかく、集弾性能そのものは7m依託射撃とはいえ七面鳥の腕で2cmに5発がまとまってます。
 狙撃銃としての集弾性能そのものは、純正状態でもまあ必要十分なのではないでしょうか。
 というわけで、追記です。
 マガジン位置と、新バイポッド位置での依託で3発ずつ撃ってみました。
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)
 七面鳥の目では、ほぼ同じ高さに着弾したように見えました。
 弾痕も、合わせて上下左右2cmにまとまってます。

 これで、とりあえずの補強DIY作業は一応の終了とします。
 七面鳥の体格だと、手持ちでちょうどハンドガードの一番手前を持ちますし、バイポッドを使うにしろ使わないにしろここで依託するのは(例えば銃身を窓から露出させたくない等の場合を除き)大きな問題は無いでしょう。
 けがの功名ですが、バイポッド装着状態での手持ちは、意外にハンドガードだけより足を畳んだバイポッドごと把持した方が持ちやすいことも分かりました。
 ロマン銃ですから、サバゲの主戦力にはなり得ないでしょうけれど、今度どっか行く時は持って行ってみたいと思う程度には改善出来たと自負します。
 ※主戦力にするには背骨通さないとダメでしょう。あるいはサイドに補強を入れてレールでごまかす方法か。
 元々が10k円で入手した中古ですから、これくらい楽しめれば、そして今後も楽しませてくれそうですから、十分以上に愛せるお買い得銃だったし、より愛せる銃になったと言えるでしょう。
マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)

マルイPSG-1首回りDIY補強(試射)






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Posted by 二式大型七面鳥 at 09:43│Comments(0)PSG-1
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